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20240509:キッチンとの戦い、不戦勝

つい先日気がついたのだが、私はおそらく自炊に全く興味がない。

私は元々ほとんど料理をせず、食事は外食かコンビニかスーパーで買った弁当、良くて冷凍食品で済ますという生活を送っている。米すら炊くのは数ヶ月に一度とかそういうレベルの話だ。月末にその月の食生活を思い出す度に「1度も炊飯器を使っていないってことは、ほぼ外食してたってこと……?」と自分の散財ぶりが恐ろしくなる。マジで覚えてない(あすけんをやった方がいい)。

ちなみに、誤解のないように先に書いておくと、私は「お金を出して人が作ったおいしいものを食べる」ことは好きだし、これ以降マジで自炊に興味がない話しかしないので、そういうのを見たくない人はこの記事を読まない方がいいと思う。


こういう生活を続けているため「自分は面倒くさがりだから料理をしないんだろうなあ」「キッチンがもう少し広ければ自炊したかもなあ」などと思っていたのだが、つい先日自分にはそもそも「料理をおいしく作ろうという気がない」ことに気がついた。

自炊をする人からしてみれば同じことなのでは?と感じることかもしれないが、私にとってこの違いは大きい。

というか、これに関しては外食はともかく、弁当類や冷凍食品、インスタント食品のほとんどが「ある程度のおいしさ」を保っていることと、ひとり暮らしで自炊をしても大して食費が浮かないというのが大きい気がする。

ちゃんと調べて時間をかければ自炊の方が安くなる方法も絶対にあるとは思うが、ひとり暮らしでそこまでやろうとすると今度は時間がかかるわけで、「それはもう趣味の域じゃない?」と思う。

多分、私は基本的に食事とは空腹状態を解決できればよく、流石にまずいものは食べたくないが、準備に時間はかけたくない。となるとまず自炊という選択肢は消える。

時間をかけたくないのもそうだが、そもそもこういう精神状態の人間が作る食事がおいしい確率は低い(実際のところ、私の場合はおいしいというほどではないが、まずくもないものができる)。

開き直りとか自炊をする人間への当て擦りとかそういうのでは全然なく、単に「マジで自炊に全然興味がない人間がいる」というのを自身の存在で目の当たりにしてマジでびっくりしたため、noteにまで書いてしまった。自分のことなのに。


これに気がついたことで、私はずっと物語に料理のシーンが出てくる度「フィクションの料理描写は凝っていてすごいな~」と思っていたのだが、多分この中にはフィクションではない程度の料理描写もあったんだろうということにも気がついてしまった。こんなところで価値観の相違による物語の読み間違いが発生していたかもしれないなんて一生気付きたくなかった。


みたいなことをバズっていたドカ食いマンガを見て思った。

◆ ドカ食いダイスキ! もちづきさん

しかしこのマンガ、「おお~、わかるわかる!」みたいなことを考えていたら「普通に死ぬ」と言われていたので、私も気をつけようと思う。


また、「ドカ食いダイスキ!もちづきさん」には至ってないが(というかもちづきさんは自炊をしているのが偉いと思うし、その理由が好きなものをいっぱい食べたいなので初めて共感できた自炊マンガだった)、私の食生活はマジで体に悪いのはわかっているため、自炊はせずとも栄養バランスくらいはそれなりに考えようと思う。

そう思って、ミキサーを再度入手した(前に買ったものは蓋をなくした)。

これなら野菜や果物を混ぜて飲むだけでなんかこう、ビタミン的なものを摂取できるに違いない

やっぱり、この時点でマジで自炊に興味がないのがわかる。なんで今まで気がつかなかったんだろう。

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