プロレスメジャー3団体の年末年始体験
経営者JPが運営する志高き経営者・経営幹部・次世代リーダーが集う会員制プラットフォーム「KEIEISHA TERRACE」。
野林徳行です。「KEIEISHA TERRACE」にてマーケティングコラムの連載をさせていただいております。
多くの企業では、『カスタマーを知る』ことが大事と言いながら、足元の数字を優先してしまいがちです。足元はもちろん大事ですが、カスタマーを知ることで既存事業のPDCAは回りやすくなり、新規事業の立ち上がりは早くなります。または修正が小さくなります。
100回目のコラムです。年末年始は、プロレスメジャー団体のビッグマッチに行ってきました。今年は年初から、地震・航空機事故・殺傷事件と例年になく穏やかでないスタートとなってしまいました。思いつめない、できることだけをやることが大事ですね。何も考えずに現地に行ってしまい、避難所の子どもが配給されたパンを食べている前で、ボランティアが美味しそうな弁当を食べて水を飲んでいるシーンもありました。携帯の充電に困っている停電の地域の方に必要以上に安否確認をする親族でもない方が迷惑がられていました。できることで役に立つことが大事ですね。そしてはびこる詐欺の誘いにも気をつけましょう。復旧をお祈り申し上げます。掲載100回記念は「恩返し」の対象であるプロレスについて記載します。
年末年始は、プロレスメジャー団体のビッグマッチに行ってきました。
年末年始はプロレス団体がビッグマッチを開催します。わたしは、12月29日にスターダム両国国技館大会、1月3日にプロレスリングNOAH有明アリーナ大会、1月4日に新日本プロレス東京ドーム大会を観てきました。スターダムと新日本プロレスは、現在はブシロードの傘下になります。プロレスリングNOAHはサイバーエージェントの傘下です。昔から大きなプロレス団体にはテレビ局が入りコントロールをしてきました。インディー団体が群雄割拠になってきて日本には地域団体を含めると100くらいの団体があります。
興行をするということは、場所を押さえ、選手を招聘し(とくに小さい団体は他の団体の選手を借りる必要もあります)、チケットの販売、機材の設営・撤収・運搬から当日の運用業務、そしてギャラの支払いともろもろ重要な仕事があります。一般社会からするとプロレス社会は少々ずさんであり、いろいろ問題も起こってきました。たくさんの団体があるということは大将がたくさんいるということで、そのぶん組織運営が分裂することも多々あります。
2023年の主なプロレス団体の試合
こちらで規模が何となくつかめるかと思います。
新日本プロレス 観客動員数 255,847人 145大会
スターダム 観客動員数 97,832人 136大会
プロレスリングNOAH 観客動員数 97,182人 71大会
ドラゴンゲート 観客動員数 89,586人 172大会
全日本プロレス 観客動員数 56,975人 73大会...
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