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無限の可能性のなかで選択と集中を繰り返し、他に類のないVRクラウドサービスへと成長した4年間【前編】

経営者JPが運営する志高き経営者・経営幹部・次世代リーダーが集う会員制プラットフォームKEIEISHA TERRACE。「Future Update」では、取材から年月が経ち、急成長を遂げた企業、上場を果たしたスタートアップなどに前回取材から今日までの歩みを改めてお伺いします。


2018年7月にスタートして以来、さまざまな経営者のインタビューを掲載してきた『KEIEISHA TERRACE』。そのなかでもとくに大きく会社を成長させたスタートアップの経営者、ユニークな製品やサービスで世の中の注目をあつめた経営者、そして読者のみなさんからリクエストが多かった経営者にスポットをあて、初回掲載時からここまでの歩みを伺う『Future Update』。

第3弾にご登場いただくのは、360°のVRコンテンツ制作とその活用支援をするクラウドサービス“Spacely”を提供する株式会社スペースリー代表取締役CEOの森田博和さんです。前回ご登場時(2019年)には「近未来的な新しい技術」といったイメージがまだもたれがちだったVRですが、その後4年で売上高は8倍に成長しました。コロナ禍が後押ししたビジネススタイルの変化も相まって、不動産や研修など、活躍領域も明確になってきたと話す森田さん。
前編ではその変遷について、詳しくお話しいただきました。

【前回掲載からここまでの歩み】

定まってきたVRの活路 ステイホームでも満足度の高い内覧体験が好評

井上 森田さん、本日はよろしくお願いします。オーディエンスの皆さんもありがとうございます。
前回、ご登場いただいたのは2019年3月でした。「スペースリー」のサービスを開始されてから3年というタイミングだったと思います。まず伺いたいのは、その後にきたコロナ禍の影響ですが、いかがでしたか?

森田 2020年4月に緊急事態宣言が発出されましたが、弊社は2月の中旬には完全にリモートに切り替えていました。もともと柔軟な働き方をしていたので、リモートにはスムーズに移行できたんです。経営者としては、カルチャーの部分や組織の一体感など気になるところはありますが、まだ模索は続いているものの、はっきりと変化をしてしまった働き方のなかで、いかに課題を解決するか考えていかなければいけないなと思っているところです。

井上 前回取材当時で、メンバーが10名くらいだったと記憶しています。現在はどのくらいなのでしょう?

森田 現在は50名を超えて…というとこで、そういう意味でも組織は変わりましたし、私の役割も変わりました。10名だった頃は、私も営業をするし、開発もするしとなんでもやっていましたが、50名を超えたいまは、経営者としての仕事がより増えてきました。これは、コロナには関係ありませんが。

井上 コロナ禍で凄い増員ですね!サービスの観点で、この4年間の変化はどのようなものでしたか?

森田 コロナに入った2020年の5月頃は、瞬間風速として問い...

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