熱海だ。

これも熱海。

いいよね、
この「やってるかやってないかわかんない」雰囲気

景色とは不思議なもので、

その日の自分の考えや体調にも影響を与えてくる。

「旅行へ行く」と言う生きる上での特別なイベントは、いかなる事象も旅行の思い出となってしまう。不思議だ

現地の人は大雨が降っても特にこれと言って特別な感情は抱かないだろうが、旅行先で大雨に降られては旅人にとっては1つのイベントだ。

見慣れている小田急線も、食べたことのない駅弁も、土砂降りの雨も、次の日の嘘みたいな晴れも、日本一短いロープウェイも、帰りの小田急線も。全てが旅行の思い出であり、全てが大きなイベントの一つだ

生きる意味について、多少考えるようになった。

先日、とても無気力で無力な自分を恥じる詩を読んだ。その人は、人間は行動をするものの、実は意味のある行動をそこまでしていないのではないかと言う疑問と葛藤に苦しんでいた。

旅行は、その疑問を晴らす一つの手段だ。

普段の意味のないことですら「旅行の思い出」と言うカテゴライズができるからな。