さとうけいいち

居酒屋の店長を嗜む、とあるバンドのドラマー。 ある時はケーキを作り、ある時は皆様の荷…

さとうけいいち

居酒屋の店長を嗜む、とあるバンドのドラマー。 ある時はケーキを作り、ある時は皆様の荷物を配達し、ある時は日雇いで肉体労働をするものの尽く続かず惨敗、 敗戦の将として切腹した際の傷は今や塞がり、とても優しい人間になりました。早くブログ読んでください

メンバーシップに加入する

社会人とバンドを両立する皆さんが色々な話題で、だらだら話せればなと思います。 正直ただ単にこんな仕事やってる人がバンドやってるんだ、と僕がなりたいだけです。でも皆さんもそう言うの面白かったりしませんか? 基本的には自分のバンドの練習風景、写真や動画、告知、バンドや会社の愚痴などなんでもアリです。僕は怠慢な性格なのでお題とか週に一回これをやります!!とかできません。誰かがやってください。 人を傷つけてもいいですが、貶める様な行為、一方的な人格否定、自分の感情に任せただけの意見はやめてください。傷つけるなら相手を思いやって傷つけてください。ムカついたらすぐキレる人嫌いです。

  • 人生破綻プラン

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最近の記事

バンドに加入する、脱退する

「バンドは生モノだから」と友達に言われて、ハッとしたことがある。 それと同時に、「そういう風に思ってくれる人もいるんだ」とどこか安心した自分もいた。 先述した言葉をもらったのは、俺が1番音楽を頑張ってるつもりだった時期で、1番盲目で、1番協調性がなかった時の話だ 俺は自分が加入したバンドが売れないわけがないと本気で信じて疑わなかった。 でも俺が所属していたバンドは、小さなもつれをキッカケにいとも簡単に解散してきた。 今思うと、絶対に自分のせいにしたくなかったんだと思

    • 【暴論】ヤクザドラマーが教えてやる。「バンドマンの間違わない楽器選び」

      ATMに預入れするかの如くパチスロには万札バンバン行くくせに、機材に出す数千円は出し惜しむそこのバンドマン。 耳が痛い話だろうが、そんな「正気」なお前達に俺が間違えない楽器選びを教えてやるよ 正気って言葉に違和感を覚えたか? 正気も正気よ。 「俺はなんてダメな人間なんだ」「やりたいことに金を使えない俺はクソだ」「あの金があればあの機材を買えたのに」 金のないバンドマンはみんなそんなことを考えてるさ。ギャンブルを例に挙げたが、金のない理由はなんだったとしてもな。 それを正気と

      • 深夜、1人になると音楽がやりたくなる

        「リベンジ夜更かし」って言葉があるらしい。 これは昼間仕事をしたりなんだりで自由な時間がなく、やりたいことができなかった反動で仕事終わりに夜更かしをしてその時間を取り戻そうとしてしまうと言う現象らしいんだけども、まさにそれに近い現象がこれだ。 独りは良くない。 考える時間がたくさん出来てしまうから、いつも聞き流してしまっている最高な音楽の歌詞や作曲者の生い立ちなどをついつい調べてしまったり、 それとなく哀愁漂うムービーに心をかき乱されたり、 とにかく感情の起伏が大きくなっ

        • 表現者ってなんだろう

          常に情報過多状態の現代人はただでさえ慢性的に脳を疲弊させてしまうにも関わらず、 それが当たり前になってしまうことによってその恐ろしさに気付いてない。 仕事をうまくこなす上で愛想笑いをする 友達の輪を壊さないように周りに予定を合わせる 誰かに気に入られるためにその人の真似をしてみる 話に入れるように興味のないことに相槌を打つ そんな表面的な自分が、いつの間にか潜在意識まで食い潰してしまって自分は一体どんな人間なのかを自分自身が1番理解できないのだと思う だから人は悩むし葛

        バンドに加入する、脱退する

          プレイヤーについて

          俺たちみたいな「プレイヤー」は、必ずしも崇高な思想やアーティスティックな表現力なんか持ち合わせてない それでも、表現者の奴隷でない限りはプレイヤーだって表現者の1人だ それはなぜかって、表現者が景色を作るのに必要なのが俺たちみたいなプレイヤーだからだ。 しかしプレイヤーは必ずしも自発的に何かを表現できるわけではない為、自分を活かすためにもアーティストが必要なわけだ。 プレイヤーとアーティストは表裏一体なのだ。 プレイヤーは表現について考えるべきで有り、表現者はプレイに

          プレイヤーについて

          雑想

          僕は常々、自分の信念やその場の感情を大事に、 素直に音楽をしたいと心がけています。 怠惰な性分なのでめちゃくちゃ真剣にやろうとしたりダラけたり。 周りからしたらまあいい迷惑だとは思うのですがこれは僕の性分であって、これを崩して演奏するのであればそれは会社員と同じだなと思っています。 その人の素直さが音楽の本質的な良さになるのでは。 と思うのです。 売れるとか売れないとか、究極そんなことすらも今の僕にはどうでもいい事です。  会社では余程のことがない限りは上司に言えませ

          魔境にて

          俺だって一応人の子だ 最低で捻くれてる性格だと自覚があっても誰かを切り捨てれる性分じゃないし。 俺を大切にしてくれる人はずっと大事に思うし その人達と過ごした時間はいつまでも思い返して、懐かしさと同時にもう当時のようには出来ないと寂しさを感じたりする。 みんなが当たり前に感じる事を、俺もまた当たり前に感じてると思う 故郷とは、その場所で過ごした年月と出来事の数で決まると思う ここ東京にある杉並区の浜田山、西永福周辺は俺の第2の故郷だ この場所は様々な人との出逢い、

          TechnoBreak

          上京してから初めて入ったバンドの名前は、TechnoBreakと言うなんとも品のないものだった 18のガキンチョだった僕はそんなバンドに入ってる個性的なおじさん達が少し面白く思えてこのバンドに入ろうと思った ボーカルのお父さん もちろんあだ名だが三児の父で個人事業主の大工。本当にお父さんなのでお父さんって呼んでた ギターの洋介さん 本名は山元洋一。当時の僕は洋介って顔に見えたんでしょう。洋介さんって呼んでた ベースのむーさん 僕と同じ新潟出身で、歳が離れてるのに当時1

          東京

          東京に来て10年。 俺が好きだった「エモ」は音楽のジャンルではなく、コンテンツになった。 今の世代の子達はエモと聞いてStoryOfTheYearとか連想しないし、 青春パンクやガレージロックなど、単純で素直な音楽は流行らなくなった でもそれは悲しい事じゃない。 常にもっと面白い音を、新しい進行を、グッとくる展開を そうやって音楽は進化してきたし これは音楽に限った話じゃない。 あの時は良かったなと思うことがないかと言われれば嘘になるけれども 現に俺は今もいい音楽を見

          サウナリゾートオリエンタル赤坂

          午前2時、踏切にも行ってないし望遠鏡も持ってない俺と従業員の2人でサウナへ。 雨は降らないらしい。 2年程前から当従業員に勧められてはいたもののなかなか足を運べず ようやく初進出を果たしたのであった 訪問先はCenturionHotel赤坂内にあるオリエンタル赤坂。 24時間利用可能で日帰り入浴ができるサウナが魅力の一つだ これは温泉に行く度に言うけれども、やっぱり多少疲れてても温泉には行かないとだめだ。 サウナで疲れと労働意欲を汗と一緒に流して、水風呂でこの世の全ての理

          サウナリゾートオリエンタル赤坂

          バンド•ヒーロー

          例に洩れず 夢を失った抜け殻のような、何かに負けたかのような、全てを言い訳に変えてしまっているような。 そんな劣等感を抱えた、ただの悲しい”ドラム好き”になった。 意地悪な友達によく才能がないから普通に働いた方がいいよとか、早く新潟に帰りなよとか言われていた。 彼のそんな棘のある冗談、、まあ本気だったかもしれないが。 それに抗うかのように”バンドマン”を続けてきた。 バンドをやめたら負けだ。こいつの言う通りだった。 そう思うのが嫌だったし、現に負けだと思ってた。 冗談

          バンド•ヒーロー

          僕たちはいつから金を使わなければ幸せになれなくなったのだろう

          数年前、よく同居人とじゃんけんで進む方角を決め、その方向にしか進むことのできない縛りのある散歩の様なことをしていた。 コンビニや自販機の前に辿り着くと、そこでまたじゃんけんをしてあいこが出なければ飲み物を買ったりお店に入ることができなかった。 とても馬鹿馬鹿しい遊びだ。浜田山から荻窪まで温泉に入りに行き、歩いて帰るつもりが何故か中野にたどり着いてしまい高円寺を経由して浜田山まで帰ったこともあった。 4時間弱かかって家に着いた。道のりの終盤は同居人も僕も疲れて無言だっ

          僕たちはいつから金を使わなければ幸せになれなくなったのだろう

          快活が持つ魔力

          前任の店長が書いた店名、字が汚すぎる。 ———. 今月は会社の都合、自分の都合合わせて殆ど家に帰らなかった。 いや、帰るタイミングはいくらでもあった 別に上司から終わってない仕事を今日中に必ず終わらせて帰れとか、帰れないほどの仕事量に追われていたわけではない。むしろ上司は早上がりに関しては寛容な方だ。 単純に今の営業時間が僕の体に向いてないのと、まだ新店舗に赴任して1ヶ月。身体が慣れていないのと。気疲れも少なからずあると思う。 新しく赴任した赤坂TBS前店は平日

          快活が持つ魔力

          熱海

          熱海だ。 これも熱海。 いいよね、 この「やってるかやってないかわかんない」雰囲気 景色とは不思議なもので、 その日の自分の考えや体調にも影響を与えてくる。 「旅行へ行く」と言う生きる上での特別なイベントは、いかなる事象も旅行の思い出となってしまう。不思議だ 現地の人は大雨が降っても特にこれと言って特別な感情は抱かないだろうが、旅行先で大雨に降られては旅人にとっては1つのイベントだ。 見慣れている小田急線も、食べたことのない駅弁も、土砂降りの雨も、次の日の嘘

          この世の地獄を見た

          渋谷南口 ウェーブ通り近くの店で、販促のヘルプに来た。 コロナ全盛期に比べて渋谷にも多少人が戻ってきているようで、渋谷南口の店舗も売上全盛期には程遠いが売り上げが戻ってきてる。 外では飲んだくれてベロベロで歩いている中高年のおじさんがそこかしこにいて、若者が女の子を狙って早歩きで後ろ姿を追っていた。 そんな中一際目を引くのが、マークシティ下で屯する若者の集団だ。 かつてはそれほど見かけなかったのだけれども、大人数で屯して外で呑む団体が散見された。 おそらくいくつか

          この世の地獄を見た

          金額と幸せは比例しない

          こんなの暴挙だ。 人間の業の深さは恐ろしい。 汚水が流され、巨大な浄水器で水を濾し、その水を貯水するタンクを作るために広大な土地を更地にしてなおかつコストをかけて巨大なダムを作る。 果たしてそんなもの誰かの利益になっているのだろうか、そんなこと知る由もない ドリンク無料、完全二時間制の恋牛に行ってきた。 そこには且つての僕らが当たり前のように見ていた居酒屋があった。 店内は満席、人の笑い声で空気が押しつぶされ、連れの声すらまともに聞こえない。 こちらの声も、

          金額と幸せは比例しない