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「えーっ、お客さまにこんなこと言えない!」というオペレーターに私がよく言っていたセリフ

返品できない商品を返品したいとお客さまが言ってきたとき、
お客さまが指定した商品ではご希望のスペックを満たしておらず、そのスペックを付けるとかなり金額が跳ね上がるとき、
不良品だと送り付けられてきた商品に対し、「不良品ではありませんでした(=返金・交換不可)。」と伝えなければならないとき、
社長を出せと言われたとき、などなど。お客さまの持つ期待とかけ離れているであろう回答をしなければならないときがあります。

そんなとき、オペレーターは正しい答えを知っているにも関わらず手を挙げ、上司に質問します。例えばこんな風に。

「お客さまが、インストールしたけど思ってたことができないから返品したいって言っているんですけど……。」

「インストールまでしてるのに、返品できないよ」
と答えても、そんなことは、オペレーター自身がよく分かっているうえで聞いているので、そうですよね、分かりました、とはなりません。

「でも……。」と黙ってしまいます。

そんなとき、私はよくこう言っていました。

「あなたは客から脱げって言われたら脱ぐの?自分は脱がないのに会社には脱がせるの?」

こんなこと、今言ったらパワハラかもしれませんね!
皆さんなら、なんて言いますか?

それでは、また。

世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。