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伝えなければならないことがたくさんあるときに落ち着いて話す方法

先週、特に初心者はゆっくり話しましょうという話をしました。
相手にゆっくりと話してもらうためです。

しかし、あれも言わなきゃ、これも伝えなきゃと思うとどうしても早口になってしまうという人も多いのではないでしょうか。

そんなときに落ち着いて話す方法をお伝えします。この方法を使うと、あなたの話を聞く相手も落ち着いて聞いてくれます。

その方法とは、「全体像を示す」こと、これだけです。

全体像を示す

全体像を示す方法は2つあります。

①時間で示す

ご説明に10分ほどかかりますが、よろしいでしょうか。

②数で示す

注意事項が3点ございますので、ご案内します。

このように全体像を相手にも共有してしまえば、相手は「この話、いつまでかかるんだろう」「あと、幾つあるんだろう」とイライラする必要がなくなります。
話すほうもどれだけ話すか先に宣言しているのですから急ぐ必要はありません。これで、落ち着いて話すことができます。

配慮をプラス

ただし、宣言を相手が受け入れたのだからとそこにあぐらをかいてはいけません。加えて配慮を示してあげてほしいものです。

その配慮も、2つご紹介します。

①笑顔を絶やさない

電話応対中は常に気を付けなければならないことではありますが、笑顔が電話越しにも伝わっていることが必要です。

②相手が理解しているか確認しながら進める

相手が口を挟めないように文を切らないまま話し続けるのは論外です。
短い文章で話し、文の句切れごとに短い間を取ります。それは、相手が質問できるようにするためです。

聞く相手にストレスのかからない話し方は、話すあなたにもストレスのかからない話し方です。

それでは、また。


世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。