ハーイ！みんな元気？あたしけいご。

７２曲目はこれ。月に向かう。７０曲くらい作っていると、（大概の曲は駄作だと感じるけど）二、三曲くらいは「こ、これは！」と思える曲に出会う。あとはもう数の勝負。１日１曲をはじめて数ヶ月。とりあえず１００曲まではがむしゃらに作る。そこで、振り返ったときに「こ、これは！」と思えるものが、五曲くらいあれば満足。修正したり、編集したり、するのかしないのかは謎。ただ、いまは、後先考えないでがむしゃらに作る。月に向かうぼくたちは、がむしゃらにやった後、なにが待っているのかは知らない。

「月に向かう」　作詞・作曲　Keigo Sakatsume

君のことは　よく分からない
この星のこと　よく知らない

でも　好きになったよ　この星も　君も

自分を好きになることだなんて
自分だけで　できるのかな？

知らないことを知ることは　とても楽しいね

虹を　見たくなった時は
雨の中に　散歩に　行く

空を飛べない　僕らの　飛ばすジョーク

君に　もう一度　会うため
勇気なら　出す　歩き出す

月に向かう　僕らは　歩き出す

あんまり　よく知らなくても
好きになって　いいんだよな

たくさん知ったあとも　好きでいて欲しいな

君と生きた　日々のことを　
僕は　時々思い出すだろう

これからも　ずっと　僕のね　そばにね　いてね　

雨の中を　今日も　歩く
歩いちゃいけない　場所にいく

翼のない　僕らの　イマジネーション

あの日見た　夢の数だけ
今も傷は　増えていたね

月に向かう　僕らは　振り返る

虹を　見たくなった後は
雨の中に　散歩に行こう

空を飛べない　僕らの　飛ばすジョーク

雨の中を　今日も歩く
退屈じゃない　考える

月に向かう　僕らは　考える

君に　もう一度　会うため
勇気なら　出す　歩き出す

月に向かう　僕らは　歩き出す

あたし、いま、博多駅前にあるジャンカラにいるんだけど、今朝は大分県大分市にいました（大分市在住の方のご自宅にお邪魔していました）。そこにね、６歳の女の子がいたのだけど、彼女が作った絵本が最高だったの！もう、本当に最高で、あたしがもらったものじゃないのに「超素敵！超欲しい！もらえるものならば超欲しい！」って吠えてたら、６歳の女の子、いいよってあたしにプレゼントをしてくれた。あたしだけでひとりじめするの、すごいもったいないからここで密かに共有します。是非、読んでちょーだい。あたし、もう、彼女のこと天才だと思っちゃった。行く末おそるべし。

空にいったぼく

ぼくきょうしんだ　トラックにひかれた　たましいがでちゃった

す〜　あっ！

天ごくはとってもたのしい　でも　あきた。
あきたらコウノトリがどうぞだって　ふくろにのって空のたび

いえにいった。　おなかにおちて、「いのち」がうまれた

おしまい。

・・・やばくない？これ、やばくない？鳥肌たたない？？？なにがやばいって１０８個くらいやばいから説明し切れないけど、文字の感じとかもやばくない？？？いきなり「ぼくきょうしんだ」とか、やばすぎるでしょ！！出足から死んじゃったし！！天才！！すごい！！そこから、もう、あたしは興奮しちゃって「ふんが、ふんが！」言いながら、読みました。「天ごくはとってもたのしい。でも、あきた」とか、素晴らしすぎて泣きそうになった。あきたらコウノトリがどうぞだって。だって。もう、やばすぎて禿げちゃう。

実は、全部で三冊もらったの。残りの二冊は、また、明日とか明後日とかにこっそり公開します。もう、全部やばかったから朝から最高の気分になった。天才は、一緒にいるひとの気分をあげるひとのこと。逆に、ひとを不快にさせちゃう能力は、なんだかやっぱりあたしは嫌い。最近、変なひとから真夜中にメールくること多くて、朝から（寝起きざまにそれを読んで）最悪な気分になることが多かったんだけど、もう、女の子に救われた。これを読んでる、あたしに真夜中にメールをおくってくるあなた。あなたよ、あなた。これ以上、執拗に絡んでくるなら出るとこ出るぞ、コノヤロー！（怒）

と、まあ、すべては鍛錬ということで「よし」とします。絵本の話に戻ります。その６歳の女の子がね、ビジュアル的にもすっごい可愛い女の子で（可愛い上に品性もあった）、ぞっこんラブになってしまったあたしは「ねえねえ、なんで天国に飽きたの？天国だったら最高なんじゃないの？」って聞いたの（実際は、あたしと一緒にいた他のひとが聞きました）。するとね、その女の子は「わたしは子供やけん、天国もいけるところに限りがあるの」って言ったの。天国も、限りがあるんだって。そして、天国には、友達がいないんだって。それで、飽きたの。だから、天国を出ることにしたのだ。と。

逆転の発想、たまらないわよね。普通、天国って「最高な場所」みたいなイメージ、あるじゃない？？なのに、天国に飽きたから地球にきた、とか、なんだかもう最高じゃない！！って思った。地球は、いいことばかりじゃなくて苦しいこととか大変なことも多いけど、そういうものがなにもない世界より、もしかしたら楽しいのかもしれない。そう思わせてくれる、とっても素敵な絵本でした。そう考えるとね、いま、ちょっと大変な状態に置かれていても「実は、自分は、これを楽しみにこの星にやってきたのではないだろうか」みたいな気持ちに、なれる。発想の転換って、すごい、効果テキメン。

こどもと話していると、おとなのこっちが「はっ！」とさせられること、たくさんある。この前、大阪で、これまた６歳の女の子がいる家に泊まらせてもらったことがあったの。すっごい可愛い女の子で、愛嬌もあるし、それでいて大人びているところもあって、一緒に遊んだり話したりしながら、同じ時間を過ごしました。それでね、あたしが帰ったあとに、その女の子はおかあさんに（満面の笑みを浮かべながら）こんなことを言ったんだって。ねえ、おかあさん、あのひとが来てくれてほんとうによかったねえ。って。

でね、お母さんは「圭吾さんと会えたことがうれしかったのかな？」って思って、なんでそう思ったのかを女の子に聞いてみたの。そしたらね、その６歳の女の子、こんな風に言ったのよ。「おにいさん（注・あたしのこと）、すごいゆっくりできたもんね。この家で、ぐっすり眠れて、しっかりやすめて、よかったねえ」って、満面の笑みで言ったらしいの。すごくない？？？これ、女の子、やばくない？？？菩薩かな、大福様かな、七福神のなにかかな、みたいな感じで、満面の笑みを浮かべてそんなことを言ったんだって。

こども、やばい。おそるべしこどもたち。いま、３４歳のこども（注・あたしのこと）と、３０歳のこども（注・ベースのほしなさんのこと）が、福岡県福岡市におります。明日、16日日曜日、朝１０時から、どうしようもない側のこども二人（注・我々のこと）が、福岡ドーム前でゲリラライブみたいなこと（多分１分程度だけ。怒られたら即退場！）をやります。ドームツアーをやっているって言いたいの。記念すべき第一弾が、明日、福岡ドームになりました。次は大阪ドームかな？？東京ドームかな？？名古屋ドームかな？？札幌ドームかな？？誰か企画をしてくださる方はいないかな？？（絶賛募集中です！！！！！）武道館ライブはできなくても、武道館前ライブなら、誰にでもできるわよね。誰にでもできるけれど、まだ、誰もやっていないってこと、あるわよね。それが、隙間産業を狙う、我々の大好物になります。

保科さんの記事も、是非。あたしたちは、つい、何かを好きになるためには「それを知ることが大事」みたいに思い込んじゃうけど、実は、よく知らなくてもなにかを好きになることもできるのよね。鳥の鳴き声を美しいと思うのに、別に、理由を知る必要も、その背景（感動の構造）を知る必要も、ない。似たような感じで、楽しむためにはこれが必要！あれが必要！みたいなものをすっ飛ばして、最終的に「なんだかよくわからないけれど幸せ」みたいな気持ちに、みんなでなれたらハッピーです。あなたに会えること、あたしも、保科さんも、とっても楽しみにしています。是非、来てね（保科さんは、これだけのために東京〜福岡間の航空券を取ってくれた猛者です。一円にもならないのに。なんなら、大損をこいているというのに！！）！！！！

あ、そうだ、保科さんの誕生日が６月２９日なの。今月なの。誕生日はちょっと先でも、広く見れば『誕生月のど真ん中』なのよ。だから、極貧生活を生きる外側クール（内側は意外とチャーミング）な保科さんに、誰か、誕生日プレゼントをあげてください。彼のがんばりは、あまりにも（現世的な意味で）報われていない部分が多大にあるから、せめて、誕生日付近だけでも「生まれてきてよかったなあ」としみじみ思わせてあげたいと思う、みたいなことをあたしは思う。なにとぞ、なにとぞ、よろしくお願いいたします。

じゃあ、またね。愛してるわ。バイバイ。

坂爪圭吾　keigosakatsume@gmail.com

【イベント情報】

6月16日（日）10時~12時＠福岡県福岡市「福岡ドーム前（←ここ大事）」

6月30日（日）15時~16時＠神奈川県横浜市「ごちゃまぜの家」

音楽活動開始宣言をしてから、およそ４ヶ月が経ちました。音楽初心者が、一年でどこまでいけるかを見てみたい。そのためには、本気でやる必要がある。そう思って、１日１曲を目安に音楽を作ったり、できる限り場数を踏むためにライブ活動（人前で演奏すること）も経験したいと願っています。もし、人前で演奏できる機会を設けてくださる方がいたら、ご連絡いただけたら最高にうれしいです。交通手段さえどうにかなれば、あたし、どこまでも行きます。会場も規模も問いません。ひとりでもいれば、あたし、行きます！！

みんな、遊びに来てねー！ぴょえー！