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第135弾「ロックンロールとキリスト教(仮)」

ハーイ!みんな元気?あたしけいご。

135曲目はこれ。ロックンロールとキリスト教(仮)。音楽をはじめてよかったこと。それは「いいことも、悪いことも、全部ネタ(歌)になる」ということ。もちろん、これまでもネタにはしてきたけど、音楽をはじめてからは『作品になる』ところまでいった。これは非常に素晴らしいこと。6曲めに、あたしが音楽をはじめてから捨て台詞を残して去っていった人々をディスる形で『さよならフォロワー』という曲が生まれた。それが、めぐりめぐって9月9日(月)に吉祥寺で開催されるライブのタイトルにまでなった。

「ロックンロールとキリスト教(仮)」 作詞・作曲 Keigo Sakatsume

叫びたくて 叫びたくて 大声を出して 歌いたくて
マイク持ってギター持ってステージの上に立ち上がる

屈辱なんてバネにしないぜ ジョイだけで譲位

ぼくのこころを動かしたロックンロールというやつが
ここにあって それをやる自由がぼくにもあるのです

わかるだろう? もうまともじゃいられないぜ

愛想だって ロクにまけたことねえしねえ
地球(ここ)に馴染めるか? 俺は異星人なのか?
笑えたら 勝ち組か? 楽しんだもん勝ちなのか?
ならば 泣きそうになりながら笑う 俺は 何だ?

暴れ乱れるダスト 止まらないクエスチョン この夜に!チェスト!

男らしくない君は 正真正銘 男だって 
女らしくない君は 正真正銘 女だって

らしさなんて蹴り飛ばして そのままで ゴー

なにもかもまったく 嘘くせえ夜だ
あんた幸せかい? いったいなにが楽しいんだい?
生きてきたことだけで 息をしているだけで
勝ち組じゃダメか? なんかなきゃ価値はねえのか?

まあ、茶でも飲みレスト 相変わらずクエスチョン ゴミ箱に…チェスト!

消えちまいたくなる 夜もあるけどね
だけど それでもね この夜を 突き抜けて

もうどうしようもないくらい ぼくはぼくであることを 
とめることできない もう このままでいくしかない

いろんな気持ちになる ぼくはまだ生きている
やなことも全部 全部 全部 全部 歌にする

起死回生のキャスト 俺からサジェスチョン また会おう!チェスト!

面と向かって「くそばばあ」とか言うと、めちゃめちゃ角が立つ。でも、音楽で、できるだけポップな形で「くそばばあ♬」って歌うと、みんなも楽しんでくれる。みんなもよろこんでくれる。みんなも一緒になって歌ってくれる。言葉だけだとダメなことでも、メロディーが乗ると、途端に受け入れられることがある。これは、なんだか「もうひとつの武器」を手に入れたようでうれしい。きっと、絵描きは「言葉だけじゃうまく伝えられないこと」を絵で伝えるのだろうし、シェフは料理で、武士は刀で、伝えるのだと思う。

ちょっと前から日記を書き始めてしまったから、そこにも書いて、ここにも書いて、ブログにも書いて、とかなっちゃうとしっちゃかめっちゃかになっちゃう気がするから、こっちは基本的に曲紹介とか解説とか、そういうものにとどめておいたほうがいいのかもしれない。この曲は、まだ仮のタイトルで、雰囲気は聞いていただけたらそれがすべてではあるのですが「いろんな気持ちになる(こともある)ぼくはまだ生きている。いやなことも全部 全部 全部 全部 歌にする」って歌詞に要約されている気がする。いいことも、悪いことも、全部、歌にする。だから、もう、なんだってかかってこいという感じ。それで、これはチャンスだと思ったら「チェストー!」って叫びながら、急所めがけて突進する。言葉で、音楽で、ハートを突き刺す。

日記、よかったら読んでください。これから9月9日(月)まで、どうしても吉祥寺ライブメインの生き方になってしまう。というか、ライブのあとのことをなにも考えていない。考えることができない。この日のために生きているし、この日のためだけに生きているし、それからあとのことはまじでなにも考えていない。死ぬのかもしれない。生まれ変わるのかもしれない。それは終わってみないとわからない。我々の命運を賭けた日。なんどもここに書いちゃって申し訳ないけれど、時間が許すのであれば、是非、リアルの我々をみていただけたらうれしいです。合言葉は「技術だけじゃないなにか」で、人間がもっている生命の力とでも言いましょうか、そういう根源的な「何か」をみなさまにも感じていただけたら、これほどうれしいことはありません。この日まで、各自練習を頑張って、現時点における瞬間最大風速を叩き出します。歴史の、生き証人になっていただけましたら、幸いです。

じゃあ、またね。愛してるわ。バイバイ。

坂爪圭吾 keigosakatsume@gmail.com

【イベント情報】

9月9日(月) 19時半~@東京都吉祥寺「曼荼羅」

○バンドプロフィール紹介

Agape(アガペー=神の愛という意味がある)

2014年2月14日。Guitar & Vocal の坂爪圭吾が、当時同棲していた彼女に振られ、振られた勢いをそのまま活かすかたちで、「ひとは家がないと生きていけないのか」という問いを持ちながら、定まった家がない状況で如何にして生きていくかという実験を開始。

その体験談を綴ったブログ『いばや通信』が、爆発的な人気を博し、結果的に日本全国、世界20ヶ国ほどに、トークイベントなどで招聘されるようになる。「とにかくやばいことだけをやる」というコンセプトに基づいた会社、【合同会社いばや】の代表としてブログや講演活動に専念するなか、“家を熱海に買ってもらう”というゴールを果たした頃に、会社が円満解散。

ホームをレスしてからちょうど5年後。2019年2月14日。イタリアはヴェネツィアで、ある女性を通じて「音楽をやりなさい」という啓示を受けた坂爪圭吾が、日本に帰国後、一日一曲の曲作りに邁進するなか、一人、また一人と毎月メンバーが増えていき、現在7人体制で活動している(今のところ全員無宗教)。

メンバーのほとんどが、“中学校の授業以来”という驚愕のバンド結成状況の中、「ド素人から成長していく姿を公開していくことが、自他共に勇気が出るのではないか」と開き直り、約半年で、およそ百数十曲の音源を作る。それらの楽曲は、「ジャンルはなんですか?」とカテゴライズされないために、様々な趣向が凝らされている。

メンバーそれぞれが、駄目なら駄目なりに、失敗したら失敗したなりの姿を晒していくスタンスで、“技術だけではない何か”を感じてもらえるような演奏を心がけている。

◯メンバー紹介

Guitar & Vocal 坂爪圭吾(34)音楽活動歴約半年で、毎日一曲のペースで創作し、百数十曲の持ち曲のほとんどの作詞作曲を手掛けている。

Bass 保科亮太(31)音楽活動歴約五ヶ月で、「圭吾さんがギターで、ドラムは重そうだから」という理由でベースに挑戦。作詞も手掛けている。

Guitar 竹谷純平 (34)音楽活動歴約四ヶ月で、「誕生日が一番早いのと、唯一の長男だから」という理由でリーダーに抜擢。愛されキャラでありつつ、“アニキ”の愛称で親しまれる。ライブ時のMCと、エレキギターでのソロ演奏に注目。

Synthesizer & vocal 稲村彰人 (26)音楽活動歴約三ヶ月で、仲良くしていた先輩たちに、半ば強制的にバンドに加入させられる。が、秘めていた才能が開花。その独自の世界観と歌唱力から、米津玄師さんに対抗しないかたちで人気を獲得している。

Rhythm & Performe 嘉向徹(28)バンド結成前から坂爪たちと親しくしていた、最後の精鋭。メンバー全員が「アガペーのリズム体になるのは、彼しかいない」と断言し、その登場を待ち続けていた。“ドラムというより、大地そのものを叩きたい”という独特の表現は、幼少期から海とさざ波の中で育った背景に起因している。音楽活動歴、堂々の0ヶ月で、初ライブに挑む。

Drums & Keyboard 樋田 隆佑(19)本番前リズム体不在という緊急時に、Agapeに舞い降りた救世児。福岡ドーム(前)ライブを敢行した際、奇跡的に坂爪と再会し、音楽の波が怒濤のように押し寄せ電撃加入。メンバー内で唯一音楽の素養があり、温厚なクラシック育ちであった。が、実はX寄りの激しさを内在しており、ドラムは全くの未経験ながら河川敷でテトラポットを叩き続け、鬼のドラマーと化した。

Reading & Guiter 千(?)吉祥寺ライブ直前というところで現れた謎の伏兵。日常的なことから音楽経験までの諸々が不詳。これまでに熱海からごちゃまぜの家界隈で、“千”という人物に似た者の目撃情報は多発している。「ナカムラ」は聴く人を惹きつける声の持ち主として、「なかむらきんに君」はプロティンと筋トレに詳しい者として、複数の名前を使い分けているらしい。7人目のバンドメンバーとして、どのようなかたち登場してくるかに注目したい。

◯バンドからのメッセージ

まずは「1年後、見ててください!」を合言葉に、Agapeを応援してくれているファンと共に成長していきたいと思っています。年齢的にはアラサーですが、まだまだ多感な我々Agapeの音楽を、ぜひリアルで体感していただけたら嬉しいです。


バッチ来い人類!うおおおおお〜!