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第114弾「ジェラルディン」

ハーイ!みんな元気?あたしけいご。

114曲目はこれ。ジェラルディン。ジェラルディンというのはジェラシーから来ていて、要するに「嫉妬の化け物」みたいな感じです。嫉妬するだのしないだの、そういう話をしていたときに、お世話になっているI様が『ジェラルディン』って発言したのが、これがずーっと残ってて、ただジェラルディンって言いたいがために作りました。ただ、言いたいだけ。そういうこと、たくさんあります。「生きることは恥だ」っていう歌詞が、好きです。

「ジェラルディン」 作詞・作曲 Keigo Sakatsume

あの子にジェラシー ジェラルディン
気取ったれんちゅう ジェラルディン
おちょくりたおすぜ ジェラルディン 

おれも 木から 落ちた

素直になれねえ ジェラルディン
仲良くなりたい ジェラルディン
大目玉 喰らう ジェラルディン 

生きることは 恥だ

転んでばっかりで みっともねえ
置き去りにされた ロッケンロール 

ふざけんな 運命

嫉妬の化け物 ジェラルディン
血も涙もねえ ジェラルディン
お役は御免だ ジェラルディン

生きてるだけじゃ だめか

歌いたい歌なんて ひとつもねえ
だから 吼える ロッケンロール 

ざまーみろ 運命

普通じゃないとか ジェラルディン 
お金が ないとか ジェラルディン
自信が ないとか ジェラルディン

どうでもいいじゃ ないか

やり残したことなんて ひとつもねえ
今日も 歌う ロッケンロール 

ありがとう 運命

あの子にジェラシー ジェラルディン
いいところも ある ジェラルディン
ダメなとこも ある ジェラルディン

まるごとひっくるめて おれなんだ

あたしは倒錯していて、運命に対して「ふざけんな」とか「ざまーみろ」とか「ありがとう」とか、しっちゃかめっちゃかな感想をもちます。歌が好きだとか言いながら「日本の音楽はクソだ」とか思うし、ひとりが好きだとか言いながら「誰かが欲しい」とか思うし、文明が一歩前進すれば嫉妬という感情はなくなるとか言いながら「嫉妬を肯定したい」とか、思ったりする。倒錯している。わかってほしいとか思いながら「理解されてたまるか」とか思うし、人生に意味なんていらないとか思いながら「意味を与え給へ」とか思う。どっちなんだ、と。あたしは、いったい、どっちの人間なのだろう。

正解は「両方」です。矛盾って、辻褄が合わないこととして使われる言葉だけど、でも、その瞬間だけを切り取れば「矛盾なんてない」って思う。たとえば、ある時は「愛こそすべて」だと思ったとする。同じ人間が、別の日には「愛なんてクソだ」と思ったとする。これは、明らかに矛盾していることになる。でも、その日、その瞬間、たしかにそのひとが「これは、これだ」と思ったなら、それは、それなのよね。相対的に見れば矛盾でも、絶対的には「矛盾していない」と思う。って、これ、伝わっているかしら。伝わっていない気がする。あたしの語彙力を恨む。矛盾なんて、ない。もっと言えば、矛盾なんて、あってもなくても、どうでもいい。強烈な矛盾を抱えて生きる。それが、乱暴にまとめれば「人間的である」ってことのように思う。

全然関係ないけど、9月9日(月)のライブの詳細が決まりつつあります!以下に詳細を添付します!このライブに命を賭けているところがあるので、遊びに来てくれたら嬉しいです!いや、もう、まじでうれしいです!来てくれたあなたと手と手を取り合って小躍りをしたいくらい喜びます!あたしを喜ばせてください!お願いします!遠方から来てください!仕事を休んで!学校を休んで!有給を使って!こういう時こその有給!ズル休み最高!後悔はさせない!「来なきゃよかった」と思ったひとには、あたしが責任をもって全額返金します!後日、返金処理のやりとりを交わしましょう!詳細を貼ります!遊びに来てください!今日は、自分なりに特典を色々考えました!

<ムジカダレダ 公開生放送!第 312 夜>
~さよならフォロワー♪~

場所 : 吉祥寺曼荼羅
日にち : 9月 9日 月曜日

出演:
・Agape
坂爪圭吾 Gtr,Vo
竹谷純平 Gtr
保科亮太 Ba
嘉向徹 Dr
稲村彰人 Key

・宅嶋淳 

and more(決まり次第発表します)

時間:18:30 開場 19:30 開演

料金:¥2,500(1 ドリンク別途)

※予約は、http://www.mandala1com

当日YouTubeLIVEにて生配信いたします
URL https://youtu.be/Uy88wnHvx9Q

吉祥寺のライブハウス曼荼羅からお送りする、トークとライブの音楽番組です。お楽しみに!

あたしは元々宣伝や広告がすっごい苦手で、誰かに「来てください」ってお願いすることができない。縁のある人はくるし、縁のない人は来ないだろう、とか、そういう風に考えちゃう。でも、年に一回くらいは「この日のために本気を出したい!」って思う。それが、この曼荼羅のライブです。ライブとか、あたしだったら全然行かないから「(ドリンク代も込みで)3000円は高いな」って思うひと、いると思う。これ、すごいわかる。だから、どうすればいいのか、あたし、考えた。それでね、いま出ているアイデアが「Agapeを見に来ました!と言ってくれた人には1000円あげる」ってことです。3000円は高くても、2000円なら、許容範囲なのかなって。

お客さんもお金を払って来てくれるのだから、自分も、身銭を切るのが本当だろう、と。なぜかそういう思考になりました。来れば来るほど赤字になる。だがしかし、よろこびも増幅する。こういう時に出してこその金だろう、と。でね、もし「それなら行きます!」ってひとがいたら、あたしに直接ラインかメールをして欲しいのです。なんかね、これはただの綺麗事かもしれないけど、ただ、お客さんが増えればそれでいいって訳でもないのよ。人間って数じゃないと思う。どれだけ、ひとりひとりとやりとりを交わせたか、コミュニケーションを取れたかだと思う。だから、ラインとかメールを通じて、名前とかだけでも事前に知れたら、当日ライブ会場で「あ、あなたは、あのときの○○さん!」みたいな感じで、個人的なつながりが生まれる。そういうのをこそ、大事にしたい。わざわざ来てくださる方々なのだから、大事に扱いたい。ライブ会場で、しっかり、リアルにお礼を伝えたい。

このやり方が、いいことなのか、わからない。あたしは音楽業界にうといのだけど、普通、出演バンドは『ノルマ』って呼ばれるものがあって、各バンドがチケットを10枚売ることが義務付けられる場合が多い(みたい)。でね、10枚以上売れた場合に限り、それ以降は『バック』って呼ばれる制度にのっとって、売り上げの何%かが、出演バンドの取り分になるみたい。でもね、なんだか、あたしは「もしも我々の利益になるのなら、それをお客さんに返金したい」って思っちゃう。これ、金持ちになれない人間の、典型的な思考だと思う。自分が稼ぐより、みんなに安く来て欲しい。来るためのハードルを下げたい。お金を理由に、来れなくなっちゃうひとを減らしたい。ライブハウスにも、継続のためにしっかり稼いでもらいたい。ならば、自分が身銭を切りたい。と。そういう風に考えてしまう。だから、もし、経済的な理由で2000円も難しいってひとがいたら、その場合も、連絡をくださいませ。どうにかするための方法を、探したい。お金が理由で、やりたいことを我慢するだなんて、悔しいじゃない。その壁を、打破できたらと思う。

他にも、どうすればひとが来てくれるのか、来たいと思ってくれるのか、考えたい。新しいことをはじめたひとは、きっと、みんな似たような壁にぶつかっているのだと思う。誰かに自分の活動を見てほしい。だけど、広告や宣伝があんまり得意じゃなくて、なかなかひとに見てもらうことができない。こういう『壁』を、いかにして突破するか。これも、すごい勉強になるなあって思う。誰かに見てもらうことを、諦めちゃいけないような気がする。作品って、見てくれるひとがいてくれて、はじめて作品になるのだと思う。だから、もし、あなたがなにかを作るひとじゃないとしても、周りに『作っている』ひとがいるならば、あなたの感想をそのひとに伝えることは、作り手にとってものすごい励みになることを、覚えていてほしい。作るだけじゃなくて、見ること、受け取ることも、芸術活動の一環だと思う。触れてくれるひとがいて、はじめて、作品は作品になる。だから、あたしの作品なんて無視してもいいから、誰かがなにかをはじめたとき、あなたの感想を伝えることが、相手の作品に「命を吹き込むことになる」ってことを、忘れないで。

夕日が綺麗だったので、13曲目に作った『Before Ash』って曲を歌いました。歌い方も弾き方も全然定まってないけど、定まっていないことを可視化すると、やる気が出る。このレベルの人間が、9月9日(月)までに何処まで行けるか。みんなに来て欲しいなあ。どうすれば来てくれるのだろう。もし「こうすれば行くよ」とかあったら、教えていただけたらうれしいです。来てくれたひと全員に、会場で握手をしたい。そして「生きていてくれてありがとうございます」って直接言いたい。受付をやらせてもらえるのなら、あたしが受付をやりたい。そして「Agapeを見に来ました!」って言う人に、全員、両手をぶんぶん振りながら握手をしたい。そういう気持ちだけはあるのだけれど、この気持ちを、どう『クリエイティブなアイデア』に繋げていけるか、実際に行動に移して行けるのか、やれるだけやりたいと思います。

じゃあ、またね。愛してるわ。バイバイ。

坂爪圭吾 keigosakatsume@gmail.com

【イベント情報】

8月24日&25日(土&日) 15時~16時@神奈川県横浜市「ごちゃまぜの家」

9月9日(月) 19時半~@東京都吉祥寺「曼荼羅」

※※※ 詳細は決まり次第更新いたします ※※※

○バンドプロフィール紹介

Agape(アガペー=神の愛という意味がある)

2014年2月14日。Guitar & Vocal の坂爪圭吾が、当時同棲していた彼女に振られ、振られた勢いをそのまま活かすかたちで、「ひとは家がないと生きていけないのか」という問いを持ちながら、定まった家がない状況で如何にして生きていくかという実験を開始。

その体験談を綴ったブログ『いばや通信』が、爆発的な人気を博し、結果的に日本全国、世界20ヶ国ほどに、トークイベントなどで招聘されるようになる。「とにかくやばいことだけをやる」というコンセプトに基づいた会社、【合同会社いばや】の代表としてブログや講演活動に専念するなか、“家を熱海に買ってもらう”というゴールを果たした頃に、会社が円満解散。

ホームをレスしてからちょうど5年後。2019年2月14日。イタリアはヴェネツィアで、ある女性を通じて「音楽をやりなさい」という啓示を受けた坂爪圭吾が、日本に帰国後、一日一曲の曲作りに邁進するなか、一人、また一人と毎月メンバーが増えていき、現在5人体制で活動している(今のところ全員無宗教)。

メンバーのほとんどが、“中学校の授業以来”という驚愕のバンド結成状況の中、「ド素人から成長していく姿を公開していくことが、自他共に勇気が出るのではないか」と開き直り、約半年で、およそ百数十曲の音源を作る。それらの楽曲は、「ジャンルはなんですか?」とカテゴライズされないために、様々な趣向が凝らされている。

メンバーそれぞれが、駄目なら駄目なりに、失敗したら失敗したなりの姿を晒していくスタンスで、“技術だけではない何か”を感じてもらえるような演奏を心がけている。
◯メンバー紹介

Guitar & Vocal の坂爪圭吾(34)音楽活動歴約半年で、毎日一曲のペースで創作し、百数十曲の持ち曲のほとんどの作詞作曲を手掛けている。

Bass 保科亮太(31)音楽活動歴約五ヶ月で、「圭吾さんがギターで、ドラムは重そうだから」という理由でベースに挑戦。作詞も手掛けている。

Guitar 竹谷純平 (34)音楽活動歴約四ヶ月で、「誕生日が一番早いのと、唯一の長男だから」という理由でリーダーに抜擢。愛されキャラでありつつ、“アニキ”の愛称で親しまれる。ライブ時のMCと、エレキギターでのソロ演奏に注目。

Keyboard & vocal 稲村彰人 (26)音楽活動歴約三ヶ月で、仲良くしていた先輩たちに、半ば強制的にバンドに加入させられる。が、秘めていた才能が開花。その独自の世界観と歌唱力から、米津玄師さんに対抗しないかたちで人気を獲得している。

Drums 嘉向徹(28)バンド結成前から坂爪たちと親しくしていた、最後の精鋭。メンバー全員が「アガペーのリズム体になるのは、彼しかいない」と断言し、その登場を待ち続けていた。“ドラムというより、大地そのものを叩きたい”という独特の表現は、幼少期から海とさざ波の中で育った背景に起因している。音楽活動歴、堂々の0ヶ月で、初ライブに挑む。
◯バンドからのメッセージ

まずは「1年後、見ててください!」を合言葉に、Agapeを応援してくれているファンと共に成長していきたいと思っています。年齢的にはアラサーですが、まだまだ多感な我々Agapeの音楽を、ぜひリアルで体感していただけたら嬉しいです。

9月9日(月)19時半~@東京都吉祥寺「曼荼羅」でお会いしましょう!!


バッチ来い人類!うおおおおお〜!