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第120弾「嬉し恥ずかし穀潰し」

ハーイ!みんな元気?あたしけいご。

120曲目はこれ。嬉し恥ずかし穀潰し。この曲ができたのは今日の朝で、いま、同じ日の夜に聞き直したら「ひどすぎる」と思ったので、聞かなくていいです。聞かないでください。こうして毎日曲をつくるってことは、ネガティブプロモーションなんじゃないかと思った。レベルの低い曲を連発したら、誰も聞かなくなることは自明の理。だから、この曲は聞かなくていいから、これからも、時々あたしの音楽を聞きにきてください。お願いします。

「嬉し恥ずかし穀潰し」 作詞・作曲 Keigo Sakatsume

かみさまは不必要な 人間をつくるほどに
愚かなわけではないぜ 僕にも価値はある

食べていくために 生きてるんじゃなくて
生きていくために 食べているんだ なあ

自分の力ひとつで 生きてるやつなどいない 
生かされてここにあるぜ 我ら 宇宙のヒモ

幸せになるために 生きてるんじゃなくて
生きていることが 幸せなんだ なあ

うれしくて はずかしい 僕 穀潰し
うれしくて はずかしい 僕 穀潰し
うれしくて はずかしい 僕 穀潰し
うれしくて はずかしい 僕 穀潰し

人間に生まれたこと これでラストチャンスかも
お次は何になろうか クラゲか? ミジンコか?

ああ 誰かのために 生きてるんじゃなくて
ああ 生きるために 生きているんだ なあ

うれしくて はずかしい 僕 穀潰し
うれしくて はずかしい 僕 穀潰し
うれしくて はずかしい 僕 穀潰し
うれしくて はずかしい 僕 穀潰し

今回も、ただ「嬉し恥ずかし穀潰し」と言いたかっただけです。記念すべき120曲目なのに、あたしは何をやっているのだろう。自責の念が絶えない。これでも、できた瞬間は「最高だ!」とか思ってるの。でも、あとから聞くと「ひどすぎる」と思うことばかり。半年間で120曲作って、思うことがあります。あたしの場合、だいたい、10曲に2曲は「あ、これはいいかも」って思うものが残ります。野球選手なら、打率が2割。2割打者は、一軍にはなれない。だけど、大事なことは「8回空振りすれば、2回は芯を捕える」ということ。これ、結構、励みになる。だから、あたしは作り続ける。明日もまた作るのか、いや、1日1曲はもうやめるのか、それは、謎。ただ、やっぱり「量が質を凌駕する」こと、実感として『超ある』と思う。

打席に出たら、見逃し三振だけはするなよ。これ、野球をやっていた頃に監督から言われまくった言葉。これを、あたしは現在も忠実に守っている。バットを振らずに生まれたホームランは、ない。イエス。だったら、長嶋茂雄もビックリの半端ない空振りをしたいと思う。そして、たまに、奇跡的なホームランをかっ飛ばせたら幸せ。別に「成功者になりたい」とかは思わないけど、ホームランを打てたら気持ちいいだろうなあ、とは、思う。自分が気持ちよくなれることをやりたい。そして、願わくば「そんなあたしを見て、みんなも一緒になって気持ちよくなれるようなこと」を、やりたいと思う。

対人関係も同じ。誰かと会話をするということは、打席に立つということ。言いたいことがあるならば、できる限り、言わないと。だからこそ、あたしは「見逃し三振だけはするなよ」という監督の言葉を思い出して、ちょっと言いづらいことでも、勇気を出して、言う。大概、本当に話したいことって「口にするのがこわいこと」だと思う。こんなこと言ったらドン引きされちゃうかな、とか、嫌われるかな、とか、変態だと思われるかな、とか、そういう恐怖心を超えて『勇気を出して口にする』ことで、開かれる扉がある。

扉、開きたいじゃない。熱く、生きたいじゃない。誰かに察してもらうことを待つよりも、何かをしてもらうことを待つよりも、欲しいものがあるならば「自分から獲りに行く」というマインドは、大事だと思う。極論だけど、セックスがしたいなら、ためしに「あなたとセックスをしたいと思っています」って言っちゃえばいいのよ。それで、相手がびっくりしちゃうこともあるとは思うけれど、そこから『真のコミュニケーション』がはじまるのよ。単刀直入でいいのよ。それで嫌われたって仕方がないのよ。でも、案外、嫌われないのよ。嫌われないように、好かれようとしているひとほど、嫌われちゃうのが世の中なのよ。自分丸出しで生きるひとは、裏表がないから、お断りをされることはあっても嫌われることって、案外、少ないものなのよ。

最近思うのが「幸せになるための○○の法則」とか、なんか、幸せになるために生きているみたいな話を聞くと、嘘くせえな、と、思う。あたしたち、幸せになるために生きているんじゃなくて、生きていることが幸せなのだと(あたしは)思う。だって、なにを食べてもいいし、なにも食べなくてもいい。誰かに「愛している」って言ってもいいし、言わなくてもいい。自由ならば、とっくに、この手のなかにある。それなのに「誰かに好きと伝えるためには、これだけの条件をクリアする必要がある」とか、そんなもの、あるわけないじゃん。なにかをやりたいと思うなら、ただ、それをやればいいのよ。やりゃあいいだけの話なのよ。それをやる自由が、すでに、あたしたちには備わっているのよ。これを、幸福と呼ばずして、何と呼ぶ。それなのに、なんで「これがなければ、それをしてはいけない」みたいなことに、なっちゃったのだろう。愛されるための条件とかも、同じ理由で嫌い。愛されるためとか、ないから。あたしたちは、とっくの昔から愛されているから。

この歌詞にもあるけど「人間として生まれたこと、これでラストチャンスかも」って思う。せっかく人間に生まれてきたのに、つまらない社会常識に邪魔されたり、嫌われちゃうかな、ドン引きされちゃうかな、変態だと思われちゃうかな、みたいな恐怖心から自分の思いを引っ込めてばかりいたら、自分がかわいそうだと思う。自分の命がかわいそうだと思う。嫌われないためにどうすればいいか、とか、ないから。潔く、嫌われちゃえばいいのよ。嫌われないために生きるんじゃなくて、嫌われてもいいと腹をくくって生きるのよ。変態だと思われないために、とか、ないから。変態だと思われちゃえばいいのよ。だって、変態なんだから。ひとは皆、おしなべて変態なのよ。変態であるということは、そのひとがそのひとであるということなのよ。

と、まあ、極論を申し上げてしまいましたが、あたしはそういう風に思う。もちろん、傍迷惑な存在になっちゃうのも考えものだと思うけど、自分が「これは」って思うことは、できるだけ伝えた方がいい。だって、絶対、そっちの方が面白い人生を送れるから。そっちの方が、潔い人生を送れるから。あの時ああしていればとか、あの時ああしてもらえていたらとか、死ぬまでウジウジしていたら腐ったトドみたいになる。湿ったダンボールみたいになる。欲しいものがあるなら『自分から獲りに行く』マインドは、だから、すごい大事だと思う。このマインドが、すでに、あたしたちは自由だということを思い出させてくれる。すでに、あたしたちは幸せだということを思い出させてくれる。すでに、あたしたちは愛されていることを思い出させてくれる。やるのよ。やることのなかに自由も愛も幸せも、全部あるのよ。

自己啓発書なんて読まないでいいのよ。ただ、一言「やれ」って言葉だけ覚えていればいいのよ。やればいいのよ。もちろん、24時間常にやっていたら疲れちゃうから、1日に1個だけでも、どんなに小さなことでもいいから、やればいいのよ。なにをやるかは、そのひと次第。基本的に「自分が恐れていること」を1日に1個やるだけで、人生なんてすぐにひっくり返る。言いづらいことを言うとか、やりたかったけど怖くて逃げていたことをやるとか、そういうこと。一番いいのは、自分の気持ちを伝えること。嫌われるかもしれないから言えない、ドン引きされちゃうかもしれないから言えない、変態だと思われちゃうかもしれないから言えない、そう思うことの中に、自分の本音が隠されていることは、往々にして、あるのだと思います。

人間関係で、最優先すべきことは嫌われないことじゃないと思う。大事なことは、嫌われたとしても「自分の思いを伝えること」だと思う。だって、嫌われないように、とか、不快な気持ちにさせないように、とか、そんなことばかり考えて会話をしていたら、会話の幅なんて一気に狭くなるじゃない。当たり障りのないものになるし、疲れるし、表面的になるし、なにより『死ぬほど退屈』になるじゃない。だから、もしも嫌われることがあっても、自分の真心を伝えることが大事だと思う。無論、相手を傷つけることが目的になってしまっては身も蓋もない。ただ、自分の真心を伝えるために、その通過点として「傷つく(傷つける)」ことは、仕方のないことだと思う。不安になったり、ひるんじゃいそうになったときは、この言葉を思い出して。愛があれば、大丈夫。愛があれば、全部、大丈夫。だから、魔法の合言葉は「やれ」であり、おまじないは「愛があれば、大丈夫」。これで、OK!!

この曲が参考になるかも!!懐かしい!!5ヶ月前の、7曲目!!

じゃあ、またね。愛してるわ。バイバイ。

坂爪圭吾 keigosakatsume@gmail.com

【イベント情報】

8月17日(土) 19-21時@神奈川県横浜市「ごちゃまぜの家」

8月24日&25日(土&日) 15時~16時@神奈川県横浜市「ごちゃまぜの家」

8月31日(土) 13時~@東京都新宿区四谷「シアターウイング」

9月9日(月) 19時半~@東京都吉祥寺「曼荼羅」

○バンドプロフィール紹介

Agape(アガペー=神の愛という意味がある)

2014年2月14日。Guitar & Vocal の坂爪圭吾が、当時同棲していた彼女に振られ、振られた勢いをそのまま活かすかたちで、「ひとは家がないと生きていけないのか」という問いを持ちながら、定まった家がない状況で如何にして生きていくかという実験を開始。

その体験談を綴ったブログ『いばや通信』が、爆発的な人気を博し、結果的に日本全国、世界20ヶ国ほどに、トークイベントなどで招聘されるようになる。「とにかくやばいことだけをやる」というコンセプトに基づいた会社、【合同会社いばや】の代表としてブログや講演活動に専念するなか、“家を熱海に買ってもらう”というゴールを果たした頃に、会社が円満解散。

ホームをレスしてからちょうど5年後。2019年2月14日。イタリアはヴェネツィアで、ある女性を通じて「音楽をやりなさい」という啓示を受けた坂爪圭吾が、日本に帰国後、一日一曲の曲作りに邁進するなか、一人、また一人と毎月メンバーが増えていき、現在5人体制で活動している(今のところ全員無宗教)。

メンバーのほとんどが、“中学校の授業以来”という驚愕のバンド結成状況の中、「ド素人から成長していく姿を公開していくことが、自他共に勇気が出るのではないか」と開き直り、約半年で、およそ百数十曲の音源を作る。それらの楽曲は、「ジャンルはなんですか?」とカテゴライズされないために、様々な趣向が凝らされている。

メンバーそれぞれが、駄目なら駄目なりに、失敗したら失敗したなりの姿を晒していくスタンスで、“技術だけではない何か”を感じてもらえるような演奏を心がけている。

◯メンバー紹介

Guitar & Vocal の坂爪圭吾(34)音楽活動歴約半年で、毎日一曲のペースで創作し、百数十曲の持ち曲のほとんどの作詞作曲を手掛けている。

Bass 保科亮太(31)音楽活動歴約五ヶ月で、「圭吾さんがギターで、ドラムは重そうだから」という理由でベースに挑戦。作詞も手掛けている。

Guitar 竹谷純平 (34)音楽活動歴約四ヶ月で、「誕生日が一番早いのと、唯一の長男だから」という理由でリーダーに抜擢。愛されキャラでありつつ、“アニキ”の愛称で親しまれる。ライブ時のMCと、エレキギターでのソロ演奏に注目。

Keyboard & vocal 稲村彰人 (26)音楽活動歴約三ヶ月で、仲良くしていた先輩たちに、半ば強制的にバンドに加入させられる。が、秘めていた才能が開花。その独自の世界観と歌唱力から、米津玄師さんに対抗しないかたちで人気を獲得している。

Drums 嘉向徹(28)バンド結成前から坂爪たちと親しくしていた、最後の精鋭。メンバー全員が「アガペーのリズム体になるのは、彼しかいない」と断言し、その登場を待ち続けていた。“ドラムというより、大地そのものを叩きたい”という独特の表現は、幼少期から海とさざ波の中で育った背景に起因している。音楽活動歴、堂々の0ヶ月で、初ライブに挑む。

◯バンドからのメッセージ

まずは「1年後、見ててください!」を合言葉に、Agapeを応援してくれているファンと共に成長していきたいと思っています。年齢的にはアラサーですが、まだまだ多感な我々Agapeの音楽を、ぜひリアルで体感していただけたら嬉しいです。


バッチ来い人類!うおおおおお〜!