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【ルーンテラ】ナヴォリの栄光を通して

こんにちは、keihです。

今季のルーンテラは最初のスタンダードフォーマットでのルーンテラオープンまでは良かったものの、その後のWorlds予選オープン、エターナルフォーマットでの2回のルーンテラオープンは振るわず、Day2に進出できなかった。

最初優勝してしまったこともあって、落差からかなり落ち込んでしまったわけですが、次シーズンではもう少し安定してDay2進出を目指すために直近2回のルーンテラオープン(エターナル)を振り返ってみます。


Day2進出者の持ち込み

以下2つのツイートは、ルーンテラオープンDay2に進出したプレイヤーの持ち込みです。Day1の持ち込みとはもちろん違うところもありますが、概ね2デッキくらいは同じはずなので、大体これらのデッキを持ち込んだプレイヤーがDay1を抜けたものと思われます。



これらを見ると、1回目に多かったのはセラフィーンサミーラ、ジャックスオーンとなっており、2回目も同様に2デッキが多かったものの1回目と比べるとセラフィーンサミーラは少し減った程度ですが、ジャックスオーンはほとんどいなくなりました。

これは、1回目でセラフィーンサミーラとジャックスオーンが強いことが周知され、それらに対する対策がなされたことで減ったとも読めますが、実際に2回目の優勝者こそセラフィーンサミーラを持ち込んでいなかったものの、準優勝者は持ち込んでいました。

ジャックスオーンはというと、Top4まで残っておらず、トランドルオーンPZと姿を変えて残った形です。パワーの高いデッキだったことは確かですが、セラフィーンサミーラと比べると弱点が多く対策されると考えたプレイヤーが、少しずらしてトランドルオーンにシフトしたと読めるかもしれません。


総じて、特に2回目はピルトーヴァー&ゾオン(PZ)のデッキが非常に多く、アグロ3面からコントロール3面までPZが活躍したようです。


keihの持ち込み

こういった状況を元に、2回目の私の持ち込みを紹介します。

サミーラドレイヴン


アフェリオスビクター


ルルジンクス


PZ構成というところはDay2優勝者と同じですが、優勝者はもっと後ろのレンジで戦うことを想定していましたね。Top4まで残ったプレイヤーの中には私と同じ考えでアグロに寄せた方もいたので、Day2であれば考え方は間違えていなかったんだろうなと思いました。


この構成のターゲットはノクサス等の回復のないミッドレンジ~コントロールデッキであり、セラフィーンサミーラをバンせずに戦え、横についてくるであろうスウェインやアニーカタリナ系のデッキにかなりの相性の良さがあります。一方でジャックスオーンやトランドルオーンは回復が多く厳しいためバンするという形です。イルーシブ系にもそれなりに相性がいいのですが、ライフスティールがデカくなるとまずかったりします。


Day1は5勝3敗とかなり残念な結果で終わってしまいました。正直、この構成はかなり良さそうだと感じていたのですが、中々うまくいかないものですね。


だめだった理由は、大きく2つあると考えています。

1つはターゲットとなるデッキに寄せすぎたこと、もう1つは想定していない対面がいたことです。この2つは関連するのですが、Day1を抜ける上で非常に重要な点だと思っています。どちらも2回のエターナルでのルーンテラオープンで共通してやってしまったと感じています。


デッキを寄せすぎた

今回のPZ構成は非常に前に寄せており、序盤はユニットで8~12点出して、残りをPZの火力スペルで削るのがメインプランで、ユニットで8点出せれば火力4枚で12点出せればもう6割勝ち、12点出せれば3枚で8点出せるため8割勝ちみたいなイメージです。


実際このプランはかなり高確率で決まるので、プラン自体は良かったと思いましたが、3rdデッキで選んだルルジンクスが若干前に寄せすぎかつ体力1のユニットが多すぎるのがよくなかったです。

ノクサスの1点除去がもろに引っかかってしまい、序盤に打点を通せず負けてしまう事がありました。これならジャックス時間軸やPZにこだわらずMFTF等を使えばよかったと思います。


想定していない対面

エターナルの2回目は、特に1回目の戦績がでていることから私のようにセラフィーンサミーラかジャックスオーンのどちらかと戦う前提の人が多かったと思います。

その想定があれば、対面にアグロが多くなる可能性があることをもっと重く考えるべきでした。MFTFは実はそれほどセラフィーンサミーラに対する勝率はよくなかったのですが、ジャックスオーンをバンする前提なら増えて当然です。

私の頭の中では、セラフィーンサミーラとそれに類するノクサスやPZのミッドレンジ~コントロール系のデッキ、それに対抗するフレヨルドの盤面盤石デッキで今回のDay1は構成されると固定してしまっていました。

そのせいでPZバーン構成とは別の、ノクサスアグロ構成のようなところを意識していないバーンデッキを組んでしまった形です。これもサミーラドレイヴンとアフェリオスビクターは問題なく勝てるのに、3rdデッキで選んだルルジンクスの盤面が貧弱すぎて、構成として弱いものとなってしまいました。


総じて

明らかに3rdデッキが弱かったのが原因で負けてしまったと思います。これはPZ構成がセラフィーンサミーラに勝てるだろうからとどうしても組みたくなってしまったのが悪かったです。

ルーンテラオープン、特にDay1は様々なデッキと当たりますし、特定のデッキに勝てるような構成を組むことのメリットが明らかに少ないと思いました。


それに、今回のセラフィーンサミーラのように様々なカードを採用できるデッキは、戦いたい相手に合わせて構築を寄せられるのが特徴です。こちらが勝率6割以上あるように組んでも、それは一般的な構築の範囲なので、寄せられると5割くらいになってしまうのです。だったらそっち使ったほうが全体的な勝率は高いよねと思いました。


次はカード追加後なので少し先ですが、今回の反省を活かしてDay2進出ラインの8勝を目標に頑張りたいです。


以降は今季を経た気持ちの面でのまとめです。課金バリアを張ります。

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