久留米大学生映画WS

先日、こんなイベントがありました。ちょっと時間が経ったけど、記録として残しておきたいのでここに。

ここで発表するための短編映画を4月末から、ワークショップを続けてきた。ほとんどが映画制作経験が全く無い大学生たち約25名くらいが2チームに分かれて、一からプロット・シナリオを考え、撮影し、完成させた。教えるほどの僕は技量も器も足りないので、彼らのサポートになるよう色々と工夫しながらワークショップをやりました。

青年会議所の方々にお願いしたのは、最初から最後まで学生主体になるようにこの映画制作体験を進めたいということでした。若者の意見や行動を信じて、全部任せる形で大人がサポートをするということでした。

地方に移住して何度も感じていた「町に若者が出てきてほしい」と皆思いながら、「大人が全部考えて準備してそこに若者が協力する」という構図、聞くのはアンケート程度。実際に若者がやりたいこととズレている現実。

映画制作経験の無い大学生たちにこの挑戦を思い切ってやらせてあげた青年会議所の方々の器の広さ、勇気、そして真摯なサポート。久留米青年会議所の方々は本当にすごいと思いました。尊敬です。初めて短編映画を作るという大きな挑戦。実際に町でロケ地を探して、歩いて、撮影して、皆んなと作った思い出は、この企画に参加した大学生たちに、久留米に対する良い思い出を作ったと思っています。

課題はたくさんあるにせよ、自治体が真剣になれば、必ず映画制作の誘致はできるし、そのポテンシャルは九州にはめちゃくちゃ大きいとずっと信じています。久留米が本当に映画の聖地になること、今後も応援していきたいと思っています。 完山京洪


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