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生き方を考える>強いリーダーシップは是か非か?

「生物は自らの優れた属性によって繫栄するが、やがてその属性によって滅亡する」とは、明治から昭和初期の生物学者 丘浅次郎博士の言葉です。

ただ、人類だけでなく生命が地球上に誕生してから38億年、多くの生物種が出現し、その99%以上が「絶滅」しています。

絶滅要因は、
ウイルスや気候変動、地震や小惑星の衝突などなど様々です。

そのため、「優れた属性による滅亡ケース」より「天変地異による滅亡」が圧倒的な要因になります。

また、ビジネスに例えるなら「強力なリーダーシップの持ち主は、最後は自分の強すぎるリーダーシップで墓穴を掘る」に置き換え考えられます。

よく創業者のワンマン経営は強いリーダーシップで、時代の先駆者として社会を切り開き繁栄をしますが、2代目、3代目となると様々な問題点が出現して繁栄から遠のくことが多いようです。

結果、リーダーシップよりも「組織の成熟度」と「時代の流れ」を見失いない、おごりや傲慢さが本来の失速要因です。

会社も生物も、本来有るべき姿から逸脱した際に絶滅の危機に瀕するのです。

しかし、生物も会社もそれが進化の源になっていることも事実だと、歴史が証明しています。


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