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祖父からの最後のお小遣い

先日10月24日は、母方の祖父の命日でした。

祖父が亡くなったのは、私が12歳のときで、それから45年が経ちました。

祖父は宮内庁で、御料車の運転手を務めていました。実際に祖父の仕事ぶりを目にする機会はありませんでしたが、自分の職務に誇りを持って取り組んでいたことだろうと想像します。祖父が倒れた場所も皇居の敷地内でした。ちなみに、その日は10月20日で、美智子様の誕生日でもありました。

祖父が亡くなる1週間前に直接もらったお小遣いが、私にとって今も大切な宝物です。その1,000円は、今ではお金以上の価値があると感じます。これからも大事にし続けます。

岩倉具視の500円札

(終わり)


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