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残された人のためのお墓参り

お墓参りは誰のため?

先日、兄と埼玉県にある父のお墓参りに行ってきました。今年の正月以来でした。

父が眠る墓(埼玉県春日部市)

実は何度か予定していたのですが、春の天気の都合で延期していました。この日は初夏を思わせる陽気で、気持ちよく手を合わせてきました。

お墓参りは一般的にはそこに眠る祖先のためと思われます。もちろんそれは一義的には間違いありません。しかし一方で、お墓参りをする自分たち自身のためだとも感じます。

日常生活で祖先を完全に忘れることはないでしょう。しかし改めてお墓にお参りすることは、アクセントというか、改めて祖先を思い出し、今自分が生きていることのありがたみを再認識することに意義があると思います。

また普段は離れている兄弟などとお参りすることで、お互いの近況など話ができ、悩み事などあれば相談もできます。その点でも良いことだと思います。

最近はお墓事情も変わって来ており、海への散骨などを検討する方も多いと聞きます。ただ上で書いたようなことから考えると、従来のお墓のような、残された人が定期的に手を合わせに来られる場所がある方が良いのではと思います。

お墓参りの帰りは決まって「とんでん」で食事。これも毎回楽しみにしています。

この日は冷たいそばが食べたい気分でした


絶妙なまぐろかつ

(終わり)

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