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仕事の記録 ヤマハPA導入事例 【導入インタビュー】Gemini Sound Records株式会社 / 石井 輝雄 氏

 

世にPAエンジニア多し、そしてレコーディングエンジニアもそこそこ多し、といえども、ライブレコーディングエンジニアは多くはない。言われてみればそうであって、TAMCOみたいな移動レコーディング車の数ぐらいしかエンジニアはいないのだ、といわれると、そうなのかとはたと気づくのであった。実際には仮設でライブ会場にレコーディングルームを作る方が多いのだろうが。

そしてレコーディングエンジニアが絶対やらないことがあるという。それはオーディエンスの録音と、レコーディングの場所の雰囲気を録るためのアンビエンス録音だ。これはドームだったり、ホールだったり、ライブハウスだったりするし、その場所の特性は会場によってバラバラであって、会場ごとにアンビエンスマイクを置くべきベストポイントは異なっていて、これをどれだけ知っているのか、が、まさに経験の差になるのだそうだ。
そしてもっと言えば、通常のレコーディングのようにやり直しはできない、これはもう死んでもできないのであって、この機材がトラブったらどう対処するかとうフェールセーフを常に考えていて、エンジニアの方によれば、そのいざという時の備え、心配が8割だということだった。

知らないことばかりで、ほんとうに、とても勉強になりました。

この記事で取り上げたコンパクトなDanteI/O、RUio16-Dは、ライブレコーディングの現場にとてもいいようです。


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