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リズム集中講座 補講2

少し間が空いてしまいました。
ここのところ少し忙しく、それでも合間で色々とテキスト書きたかったです。

ところで、この講座

皆さまお気づきのことと思いますが、
どうも基本的に、正確にプレイしよう、とお勧めしている流れですよね。
が、そこでふと気がついたのですが、

こればっかりは、

人それぞれ、自分がどうであるか、というところ、
つまり、
自己評価がどうか、ということかな、

と改めて思いました。

僕は、

自分自身のことを、なかなか正確にならない。。まだまだ理想には程遠い。。
ゆえに、より正確なタイトな感覚を得たい。。
アンサンブルにおいて、人に迷惑をかけたくない(自分由来の不安定な部分を減らしたい)。

なんでしたら、それでも自分のプレイはとても揺らぎや曖昧さが含まれてしまうのが分かっているので、なにもよりによってそこを狙って出す必要がないわけですね。
どちらにせよ出ちゃうので。

グルーヴは揺らぎだよ、人間ぽいのが良いんだよ、
という派の人達は、
何も考えないと、自分の演奏は正確すぎてつまらないよ。。
ということなのかな?

いいな正確にプレイできる人は。。

スミマセン、皮肉に聞こえますね(笑)

そういえば、誤解されがちなポイントに気づきました。

正確さを追い求めることと、共演者のパルス、呼吸
音楽そのものの流れをくみ取ること

これらは共存して当然です。

だから、どの時点での話をしているのか、によっても、こうした正確さの追求、ってワードの意味が変わってくるかなとも思えますね。

僕は自分の体験から、他のプレイヤーに関してですが、

1)一人で演奏しているときに、パルスが見えない
2)テンポが無意識に遅くなったり早くなったり
3)フレージングをテンポより優先する
(フィルが叩ききれなくて遅くなる、ような)
4)自分で練習してきたテンポによせてくる

という辺りは、一緒に演奏していて、すごく気になってしまいます。
1)は、たとえばドラマーと一緒だと気にならないけど、ドラマーがいないアンサンブルのときに顕著になりますね。。ベーシストに意外と多いかも知れません。もしかしたらピアニストはいわずもがな、かも知れませんね。

だからこそ、どんな楽器の人も、一度は自分がドラマーになってアンサンブルを支えるという経験をしてみるべきです。

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