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【いだろぐ079】感情との付き合い方。

感情的になってしまうことがありました。

全く持って理解できない相手に
ネガティブな感情が押し寄せてくる。

落ち着こう、と考えたり
深呼吸したりするものの
何かザワザワしているもの腹の中にまだ残っている。

感情に対して、どう付き合うのか?

昨日の対談では
感情との付き合い方を考えさせられました。

100人組手37人目
アーユルヴェーダのサロンを行われているSさんと
対談させていただきました。

アーユルヴェーダとは?
約5,000年前〜約3000年前からある
世界保健機構(WHO)も認める伝統医学のひとつで、
現代のインドをはじめ、数多くの国々で実践されています。

一人ひとりに個人差がある事を前提に、
病気を肉体と心の双方から捉えることを特徴としています。

心、身体、魂の健康を求めた
哲学を含めた古代からある科学とのこと。

私自身、うつ病になったことのある経験から
心の健康というのに、興味を持っていて
科学的なアプローチや禅的なアプローチの本を
これまで読んできました。

スピリチュアル的なアプローチ
は、すごく新鮮でした。

病気は根本的には
内的なものが原因。

身体だけではなく、心によるもの。
心の健康に対して、どう向き合っていくか。

その中で
心と身体という自分視点に対して
輪廻転生という概念から
時間軸を含めた抽象化が
入っているような感覚を受けました。

その大きな時間軸の中で
自分が感じていることを認めて
正しく感じ、考え、行動する。

そういったアプローチをされていることが
新鮮でした。

感情との付き合い方が
印象に残りました。

感情というのは
腹と頭で別れている。

腹では、0~7歳の頃の本能的な部分の感情
不安、不満、怒り、孤独、嫉妬

痛みを感じる、部位によって
本能が感じている感情が違う。

お腹の底の方から
不安、不満、怒り、孤独、嫉妬

どこの部位が痛むのか。
どういう感情が自分にでているのか。

その上で、認める。
自分はこういったことを感じているのか。
自分の身体の感覚に集中する。

感情は悪いものではない。
全ては、自己責任であり
感情を味わい、
どう捉えて、どう行動するか
自分が自分を決める。

という認識が重要。

ということを感じました。

自分の好きな本に
反応しない練習
という本があります。

悩みや感情との付き合い方を
禅的にアプローチしていく本です。

この本では、ブッダの教えに基づき
著者の草薙龍瞬さんは感情や悩みとの付き合い方として
こう書かれています。

①ココロの状態を言葉で確認する
苦手な人の前で緊張してしまったら「私は緊張している」、長時間テレビやインターネットで遊んでしまったときは「アタマが混乱していて落ち着かない」などと確認。「今、自分の心はどんな状態だろう?」を意識し、客観的に確認する。

②カラダの感覚を意識する
目を閉じて、自分の手を見つめる。すると暗闇の中に「手の感覚」がある。その手を見つめながら上に挙げる。「動く感覚」がある。このとき「手の感覚がある」「手の感覚が動いている」と意識する。ほかにも歩く時の「動く足の感覚」や呼吸することによる「お腹の膨らみと縮み」など、いろんなカラダの感覚を意識しながら感じ取る。

③アタマの中を分類する
心の状態を以下の3つの種類に観念的に分けて理解する。
(1)貪欲:過剰な欲求に駆られている状態。求めすぎ、期待しすぎ、焦りなど
(2)怒り:不満・深いを感じている状態。イライラ、ストレスなど
(3)妄想:頭の中でぼんやりと考えている状態。想像する、考える、思い出す

今回お話頂いたことと
すごく共通している部分を感じました。

自分を客観視する点。
身体に集中する点。
感情を分類すること。

人間の根本的な部分であり
先人たちの知恵によって導き出されたもの
と感じました。

これまで、自分は数々の
失敗を繰り返してきました。

お酒の席で、暴言を言ってしまったことで、
関係性が無くなってしまったり。

どうしていいかわからない自分の優柔不断さで
迷惑をかけてしまったり。

全ては自分の責任。

感情は悪くない。
感じたことを認めて
どう捉えるか、行動するか。
自分の行動を自分が決める。

という意識を持つことが
自分らしい人生や健康に
つながることを感じました。

その上で感情が湧きだつ物事を
『ありがたい、ありがたい』
自分を成長させてくれると
前向きに捉えていこうと思いました。

Sさんありがとうございました。









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