【いだろく696】レモネードの原則:人生のレモン「仮面夫婦」から学ぶ。
今日は、エフェクチュエーションの「レモネードの原則」について掘り下げてみたいと思います。
この原則は、英語の格言「人生がレモンをくれたら、レモネードを作れ」という言葉に由来しています。
何か新しいことを始める際には、私たちは常に予期せぬ困難や変化に直面します。
例えば、予想外のフィードバックやクレーム、あるいは事故に遭うこともあるかもしれません。
また、予期せぬ好機に恵まれることもあります。このような不確実性は、新しい挑戦には避けられないものです。
従来のアプローチでは、行動を起こす前に環境を綿密に分析し、計画を立てて不確実性を減らすことが重視されています。
しかし、エフェクチュエーションでは、環境の不確実性を前提とし、それを分析や予測で完全に減らすことは不可能だと考えます。
その代わりに、予期せぬ出来事を積極的に利用し、新たなチャンスとして捉えます。これが「レモネードの原則」です。
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次に出版する電子書籍では、「仮面夫婦」というテーマを扱います。
子供の前では良い顔をするが、子供がいないところでは会話がない、という「仮面夫婦」の関係性から、徐々に関係が改善する過程を描きます。
本には「夫の言い分」「妻の言い分」という章を設け、当時の不満点を赤裸々に綴ります。
妻からは、当時の私の行動を不満に思っていたことを挙げていただきました。
これを見ると、これが「クソ夫」であることを自覚しました笑
もともとは、本に書くのが難しいと感じていましたが、現在学んでいる「レモネードの原則」に則り、予期しない出来事を前向きに捉え、そのまま本に書くことにしました。
「他人のハゲは蜜の味」と言いますが、自分がネガティブに思うことこそが、実は独自の資源であり、唯一無二で面白いはず。
今週中に出版いたしますので、楽しみにしていただきたく思っています。
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もし自分が幸運な偶然に恵まれていないと感じる場合、それは予期せぬ事態を見落としているだけかもしれません。
コップに水が半分しかないという見方もありますが、コップに水が半分あると捉えることで、新たなイノベーションに繋がる可能性があります。
失敗した経験をポジティブに捉え、新たな視点で見ることで、新しいチャンスを見つけることもできます。
過去の失敗を肯定的に捉え、全力で挑戦する姿勢。
「事なかれ主義」よりも「挑戦主義」の精神で、新しいことに積極的に取り組んでいきたいと思います。
今日も、前向きな一日を過ごしましょう。
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