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【いだろぐ781】基本情報技術者試験を30日でクリアした体験記。

先週の日曜日、基本情報技術者試験(FE)を受けてきました。
この試験は、ITの基本的なリテラシーやプログラミングスキルを問う国家資格試験です。
基礎的なものですが、範囲も広い。
合格率は30%ほどと言われていて、取り組み方によっては合格するのに時間がかかります。
3月中旬からの1ヶ月ほどの経験を共有したいと思います。

目的と背景

3月初旬、会社の面談がきっかけでした。
開発業務は一定程度自立して進められるようになりましたが、データベース設計などの問題が発生したことなど、もっと知識が必要だと感じました。
応用できる人は基礎をしっかり理解できている人であり、まだまだ基礎、網羅的な概念理解が足りていないことを感じていました。
ただコードを書けるだけではダメだと思い、全体的な知識、概念理解を深めるためまずは基本情報技術者資格の取得がわかりやすい。
取得することができれば、副業にも活かせるかもしれない、ブログのネタにもなるかも?と思い、取り組むことにしました。

勉強法
「科学的根拠に基づく最高の勉強法」(著者:安川康介)を参考にしました。

本書には、アクティブリコール(能動的に情報を思い出すこと)や分散学習など効率的な学習法が紹介されています。

キタミ式基本情報技術者の教材を約2~3週間で一通り学び、その後は過去問題集に取り組みました。

勉強は毎日約1時間、主に電車内で行いました。
基本情報ドットコムというサイトを利用。

間違えたところを復習できたり、正解率を出してくれる神サイトが助けてくれました。

苦労した点
特に暗記が必要な分野に苦労しました。興味がないと記憶に残りにくい。
特に、経営戦略や経営理論などは特に苦手でした。
一方で、アルゴリズムやデータベース、セキュリティは興味があるためスムーズに学ぶことができました。
だめなところは捨てて、興味があるところで得点を取る、というのも戦略かもしれません。

取り組み時間の確保にも苦労しました。
ちょうど業務は製造と単体テストに取り組んでいる時で、スケジュールに追われている段階。
その他ではTwitterで毎日投稿を取り組んでいたこともあり、プライベートの時間が限られてくる。通勤電車での1時間が主な勉強時間となりました。

実際の結果
科目Aは700点/1000点、科目Bは840点/1000点を獲得しました。
30日で取り組んだにしては悪くない得点、と声がけをたくさんいただきました。
科目Bではプログラミング問題をほぼ準備なしで挑みましたが、日常業務の経験が生きたと感じます。一方、会社の同僚は科目Bを難しく感じたようで、エンジニアと非エンジニアの取り組み方には違いがあるかもしれませんね。

今後に向けて
勉強を続けるほどに知識への興味が深まります。
次の目標は応用情報技術者試験やデータベーススペシャリストの資格取得です。
また、英語学習も始めて、さらなるスキルアップを図ります。

まとめ

1日1時間の勉強でも、どれだけ集中して効率的に学ぶかが成功の鍵です。
スキマ時間を利用した分散学習は、能動的な学びによって成果につながると実感しました。

この体験がこれから試験に挑む方々にとって参考になれば幸いです。

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