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霜の芸術

『霜降りて現る芸術鑑賞の時間制限60分』


12月に入ったら急に寒くなった。
今年の冬は寒くなると天気予報で言っている。

あんなに暑くて溶けるようだった夏と
凍るような冬
温暖化と騒がれているけれど、もしかすると
地球の平均気温は変わらないのかもしれない。

今朝は6時に起きても空が暗かった。
雨が降っているのかな?と思って、窓を開けたら
隣の畑が真っ白だった。

先月まで大豆畑だった

今朝のお散歩は寒いぞぉ。
いつもより少し厚着をして外に出る。

庭のいちご畑にも霜が降りていた。
うつくしい…
クリスマスカラーになっている。

狂い咲の苺の花
赤くなった苺の葉っぱにも霜

葉っぱからの水分が霜となり、とても美しい。
それぞれの葉によって霜の着き方が違うのは、その葉の年齢によるものだろう。

しゃがみ込んでじっと見つめていると、手がかじかみ、鼻が真っ赤になり、足先の感覚がなくなってくる。

寒い、だけど、見ていたい。

だって、霜は日が昇ると溶けてしまうから。
この美しいものは、ほんの一瞬しか見られない。

私は特別な宗教に属していないけど、
自然の美しさは、神(創造主)の産物であって、それを愛でているのだろうと思う。
「地球はこんなに美しいのだよ」
と、私たちに教えているのかもしれない。

朝陽や夕陽など美しいものを見た時、天からのご褒美だと感じる。

今朝はこんなに素敵なご褒美をいただいたので、
しばらくは元気に生きられる。







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