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私にとって写真とは

Twitterを眺めていたらこんなハッシュタグが目に止まった
#私にとって写真とは

5年前、熊本地震が起きた2016年の6月6日。
私は離婚して新しい人生を歩き始めた。
離婚が成立するまでに何年もかかって、その間にたくさんの辛い出来事があって。
私はたくさんのものを失って、誰のことも信じられなくなってた。
眠れない日が続いて、心身ともにボロボロになって。
ようやく離婚が成立した日は、私にとって終わりの見えなかった長い長いトンネルをやっと抜け出せた日だった。
とてもとても好きで結婚した人と、最後は憎しみあって離婚して。
私は人が怖くなってしまった。
これ以上何かを失うことも、傷つくことも、誰かに裏切られることも怖くて。
人と深く関わることが出来なくなって。
これから先は、ひとりで穏やかに暮らしていきたい。そんな風に思ってた。

熊本地震の後、少しずつ日常を取り戻し始めた頃に私はカメラと出会った。
写真を撮ることが楽しくて、カメラを持っていろんな場所に出掛けて。
haco photoshopでフィルムカメラの楽しさを知り、夢中で写真を撮った。
カメラを手にして数年後、気付いたら、hacoやSNSでたくさんの人と繋がって、いつも笑っている私がいた。
写真で繋がった人たちと、訪れたことのない土地やお店で写真を撮ったり。
時にはお酒を飲んで笑いあったり、ギターや珈琲やキャンプを楽しんだり。
大好きな人たちと、穏やかで、幸せな毎日を過ごしている、今の私。

私の写真を好きだと言ってくれる人、写真を見て会いたいと言ってくれる人
笑いあって、一緒に楽しい時間を過ごしてくれる人
写真を通して、かけがえのない大切な人たちと出会えた。
だから。
私にもう一度、人と関わることを楽しいと感じさせてくれた写真と
写真を通して、私と繋がってくれた人たちに。
私を毎日、笑顔にしてくれる大切な人に。
たくさんの「ありがとう」を伝えたくて、言葉にして伝えたくて。
このnoteを書きました。
たくさんの人の中から、私と出会い、繋がってくれて
本当にありがとうございます。

今の自分が好きで、人と繋がることが好きだから。
私はこれからも写真のある毎日を、大好きな人たちと笑顔で過ごしていきたいと思っています。
何気ない日常の中にある、小さな幸せを感じながら。
2021.5.5
Keiko.



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