うちのシマリス完全版

うちのシマリスの話をしよう。
舞台のときの前説でも話したりしているから、聞き覚えのある人も沢山いると思うのだが今日はより詳しく書こうと思う。

幼稚園の頃うちにシマリスの番がやってきた。
育ての母と付き合っていた男が酔っ払った勢いで閉まりかけのペットショップに突入し私へのお土産にと連れてきたのだ。

気が強く小屋の中を走り回っては「チョン!チョン!チョン!!」と鳴くメスの花子と
花子より一回り小さく色白控えめなオスの太郎。

この二匹を与えられて幼女の私はそれはそれは喜んだ。
ヒマワリの種をひたすら与え、日がなシマリスたちの住むカゴ(参考画像)の前に座り込んで観察し、彼女達のすばしっこさに感嘆した。

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