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あなたはプロフェッショナルですか?

「あなたはプロフェッショナルですか?」

こう聞かれると、医者や弁護士、会計士、建築士、プロスポーツ選手などは「はいそうです」と当然のように答えます。コンサルタント、デザイナー、記者、美容師などもそう答える人が多いでしょう。では、営業職は?販売は?研究者は?経営者は?
・・・そういう方も自分は営業のプロです、経営のプロです、という方もいらっしゃると思います。

プロフェッショナルの定義は定まったものはありません。伝統的なプロフェッショナルとしては医者や弁護士が当てはまりますが、私が一番しっくりくるのはBowie(1985)の定義。プロフェッショナルとは特定の職業ではなく、ある一連の態度に関連づけるものであり、プロフェッショナルかどうかはその人が何者かではなくどう考えるかによる、というものです。
その態度とは、
①仕事を単なる金儲けの手段とはみなさない
②道徳的な責務を重視する
③ノンプロフェッショナルは能力より自分自身を重視するが、プロフェッショナルは能力を重視する
④自身の出世より仕事の質を重視する
⑤社会に有益なサービスを提供しているとみなす
⑥常により良い方法を模索する
⑦その職業的な美徳を探求する

そのため、こういう態度で仕事をされている方はみんな、プロフェッショナルとして当てはまります。だいぶ該当者が増えましたね。
つまり、プロフェッショナルのいる組織、プロフェッショナルを抱える企業はごろごろあります。あなたも〇〇のプロフェッショナルになってほしいと組織や上司から思われているかもしれません。

ということでご紹介……拙著がでます!

プロフェッショナル・サービス・マーケティングの話です。プロフェッショナルを抱える組織が、顧客と向き合う時にどんな視点を持っておくとよいか、がテーマです。難しく言うと、組織や職業を自分のこととして考えるという組織アイデンティフィケーションの構造がどうなっているのか、顧客にどんなアイデンティティの同一化が起こるのか、ということが書かれています。モデルの検証は、伝統的プロフェッショナルであるリーガル・サービス(弁護士)で行っています。

2023/2/23現在、Amazonで予約ができるようになっています(やたー!)。
プロフェッショナル・サービスの方だけでなく、経営者の方、マーケターの方、専門職の方、〇〇のプロを育てたいと思っている方、〇〇のプロになりたいと思っている方、そしてプロ集団を率いているweb3系のDAOの方、DAOで活躍したいと思っている方・・・そんな方にちょっとでも参考になればと思っています。

もしご興味を持っていただいたならば、是非ポチっとしていただけたら嬉しいです^^

(了)


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