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すみっコぐらしの手帳に変えたら、仕事が回り始めた


2019年と2020年は、ビジネス系の手帳を使っていました。
反省点や綿密なスケジュールが書き込める、意識高い系の手帳です。

「昇進した!」
「収入があがった!」

そんなお客様の声に惹かれて使用していたのですが、まったく効果なし。
2020年は息子の小学校入学とコロナが重なり、そもそもスケジュールに書くことがない日も多くありました。

結果が出ないスケジュール帳に嫌気がさし、2021年は趣味全開で大好きなすみっコぐらしの手帳を購入。ガントチャートも今週の目標を書く欄もない、ただただかわいいだけの手帳です。

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労働時間は減っても収入は上昇傾向


ビジネスのビの字も感じられない手帳に変えたものの、2021年は過去2年より仕事が回っています。
理由のひとつは、自分の仕事や働き方を2020年の後半から見直したから。「自分で仕事をつくる」をコンセプトにした講座で半年ほど学んだのです。

その結果、少しずつではあるものの、下請け以外の仕事が増えています。
自分でつくった仕事は価格も自分で決められるため、労働時間は減っても収入は上昇傾向です。

そんなある日、ふと気づきました。
「あれ? これって私が意識高い系の手帳に求めていた結果じゃね?」

意識高い系の手帳には今週の目標、今月の目標、周囲からのアドバイスなどの欄がびっしりとあり、このテンプレート通りに記入していけば自然とPDCAが回るというようなフレコミでした。
私もそれを信じて書き込んでいたのに、PDCAなんぞまったく回らず空回りするばかり。

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テンプレートの罠

今考えると、これはやみくもにテンプレートに当てはめて文章を書くのと同じです。

文章にはある程度の型があります。
たとえば、「○○するだけで××できる」という型を使うと、あることが簡単にできると端的に伝えられます。

一例をあげると、「聞き流すだけで英語が身につく」。
英語は机にかじりついて勉強しないといけないイメージがあるけれど、「聞き流すだけでOK」と意外性を伝えることで、インパクトのあるコピーになります。
(こんなもんで身につくわけないけど)

この型を使うときに重要なのは、意外性です。
たとえば「断食するだけで痩せられる」「1日5時間勉強するだけで英語が身につく」では、当たり前すぎて何の意味もありません。

でも本質を理解しないままテンプレートに言葉を当てはめていくと、こうしたメッセージ性のないコピーや文章が量産されていくのです。

私のスケジュール帳も同じでした。
ただ、言われるがままに今日の反省や来月の目標を書いていく。

何をしたいのか。
誰のためなのか。
なぜやるのか。

このあたりが不明瞭なまま、「○円売り上げる」「ブログを○記事書く」などと目標を書いても、単にインクを浪費するだけです。

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大切なのは、自分を知って方向性を決めること

半年の講座の中で多方面からアドバイスをいただき、自分の方向性が見えてきました。
だからビジネス手帳のナビゲーションがなくても、すみっコぐらしの手帳に何を書けばいいのかがちゃんとわかる。

外部のツールを継ぎ足すのではなく、内部に斬り込み自分を知ることが大切だと実感しています。

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