京急モカ

「鉄道」と「旅」が大好きな京急モカです。 車椅子なのでいろいろと旅の苦労もありますが、…

京急モカ

「鉄道」と「旅」が大好きな京急モカです。 車椅子なのでいろいろと旅の苦労もありますが、それだけに想い出深く記憶に残る旅も多いです。 そんなバリアな旅も含めて、車椅子の日常も楽しんで頂けたら幸いです。 Twittetは鉄分豊富です(笑)。

最近の記事

旅とトイレ

車椅子トラベルライターの京急モカです。 車椅子で面倒と思うこと。 それはバリアフリーよりも障害者用トイレがあること。 旅先で一番知り得たいのは、まずトイレ事情です。 都会であれば駅や公共施設を探すことは楽ですが、はじめて行く場所、それも地方では正直トイレに困ることがあります。 だから旅の計画は、まず障害者トイレがあるかどうかを確認することからはじめます。 鉄道を使うことが多いのは、実は障害者トイレがあるからなのです。 今では車両に設置されていることも多く、車椅子乗降口が

    • 海を渡り「うどん県」へ

      今回の旅は四国の香川です。 香川といえば「うどん県」。 そう名物「讃岐うどん」が有名。 香川のうどんを食べてから、毎年1回はうどんを食べに、はるばる房総からやって来る変わり者です。 四国の玄関口である高松駅。 去年までは瀬戸大橋を通って「サンライズ瀬戸」、もしは「快速マリンライナー」で香川県の高松駅に降りました。 今回は、かつて瀬戸大橋が出来る以前にあった宇高連絡船のルートを辿り、瀬戸内海をフェリーで横断します。2024年、国内唯一の定期寝台特急として運行される「サンラ

      • 旅とトイレ

        車椅子トラベルライターの京急モカです。 車椅子で面倒と思うこと。 それはバリアフリーよりも障害者用トイレがあること。 旅先で一番知り得たいのは、まずトイレ事情です。 都会であれば駅や公共施設を探すことは楽ですが、はじめて行く場所、それも地方では正直トイレに困ることがあります。 だから旅の計画は、まず障害者トイレがあるかどうかを確認することからはじめます。 鉄道を使うことが多いのは、実は障害者トイレがあるからなのです。 今では車両に設置されていることも多く、車椅子乗降口が

        • 馬肉を食べに行く

          しなの鉄道に乗るのに訪れる長野県。 房総とは違って山と豊かな水が溢れる自然に囲まれた地域。 そんな長野で美味しい郷土料理といえば馬肉料理。 馬肉文化といえば長野そして熊本が有名です。 現在は馬肉の生産量は全国5位ですが、昔から馬肉文化は根付いているのが長野県です。 長野県では、年老いた高齢の農耕馬を馬肉を食べ始めたきっかけと言われています。 しかし馬肉の需要が大きくなるにつれ農耕馬が減ってしまい、長野県の馬だけでは供給不足になってしまいました。 そこで、全国の行商人から馬肉

        旅とトイレ

          絶対に乗りたいサンライズエクスプレス

          「旅する車椅子」 今年も春の旅に出ようと思います。 今年も四国の香川県に出かけます。 今回の旅は 「かつての夜行列車の足跡を探す旅」 です。 そして夜行列車と言えばサンライズエキスプレス。 唯一の定期運用で走る寝台特急サンライズエクスプレス。 新幹線が短時間で各地を結ぶようになり、割高だった寝台特急はほぼ消滅。 おかげで金土日と祭日はチケットが取れるとラッキーと言われるぐらい競争率も高いことで有名だったりします。 車椅子で乗車するのは難しいと思うかも知れませんが、サ

          絶対に乗りたいサンライズエクスプレス

          海のギャング ウツボは美味いよ

          南房総と言えば菜の花が映える春から初夏のイメージが強い地域。 1月からポピー、金魚草、ストック、キンセンカなどの花が咲き、一足早い春の訪れを感じることも出来ます。 南房総の南端は館山から千倉にかけて、その名もフラワーラインという人気のドライブコースがあります。 そんな春や初夏のイメージが強い南房総の館山ですが、冬にだけ食べられるとても美味しいものがあります。 今回は関東近辺では冬の時期に館山でしか食べられない、珍しくて美味い物を食べに行く旅です。 館山まではJR内房線。

          海のギャング ウツボは美味いよ

          駅のそばを食べに長野まで行ってみた

          長野県に今でも昭和の国鉄車両が走る鉄道会社があります。 1997年に整備新幹線開業に伴い、JRの経営から在来線を引き継いだ、初の鉄道会社がしなの鉄道株式会社です。 軽井沢から長野までのしなの線と、長野から妙高高原までの北しなの線があり、その路線を国鉄型115形車両が走っています。 今となっては珍しい国鉄車両に乗りに来る人も多く、壮大な浅間山の自然と相まって人気の鉄道です。 新型車両のSR-1型は完全バリアフリーに対応した車両で、しなの鉄道株式会社は2022年度移動等円滑化

          駅のそばを食べに長野まで行ってみた

          動画配信はじめました

          しばらくご無沙汰していました。 書き込むことが無かったわけではありません。 文字による表現以外に動画による表現もしたいと思い、色々と試行錯誤していました。 もちろん、その間にも鉄道への情熱は冷めたわけではなくて、むしろより熱くなっていた気がします。 それは、JR西日本が経営状況を公開してから各社に拡大した赤字路線の問題です。 コロナ禍の中、いろんな業種で経営悪化が深刻化していますが、鉄道も大きな損失を続けています。JR、私鉄に関わらず余剰または老朽化した車両が解体され、乗り

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          昭和と令和が融合する「しなの鉄道」

          今回は「しなの鉄道」について、少し書いてみたいと思います。 上越新幹線の開通に伴い、JR(旧国鉄)から第三セクターとして誕生したのが「しなの鉄道」です。 信州の人気スポットである軽井沢や小諸、そして「北しなの線」を加えれば妙高高原まで足を伸ばす観光路線です。 と、言っても観光だけでは経営は出来ません。 「しなの鉄道」は地域沿線の東御市、千曲市 、小諸市 、上田市と一緒になり、しなの鉄道沿線地域の回遊性向上プロジェクトを行っています。様々なモビリティで沿線の各拠点を結び、生活

          昭和と令和が融合する「しなの鉄道」

          追憶の赤い電車

          今回は、クラウドファンディング企画で行われた「追憶の赤い電車」の貸切列車についてみていきます。 ことでんこと、高松琴平電気鉄道では2022年9月10日、クラウドファンディングの広告車両である「追憶の赤い電車」が貸切列車として琴平線へ入線しました。 この貸切列車は、当該車両のクラウドファンディング企画とされる「追憶の赤い電車」の支援者向けに行われた『フォトラン貸切列車』です。 この貸切列車は、琴平線の仏生山〜琴電琴平の区間で運行されました。 この「追憶の赤い電車」は、長尾

          追憶の赤い電車

          讃岐の街を走り抜ける赤い電車

          今回は、ことでんの注目された、赤い電車についてみていきます。 ことでんでは、赤プロジェクトと呼ばれるクラウドファンディングがあり、2020年から開始した『赤い電車』シリーズがネット、TVでも注目されており、最近は「ウクライナ電車」と呼ばれるウクライナ国旗をイメージしたカラーリングの車両が鉄道界隈を中心に衝撃を与えました。 『赤い電車』は、2020年からスタートし、「還暦の赤い電車」からスタート、「情熱の赤い電車」にそして現在運行されている「追憶の赤い電車」は、来年の春頃ま

          讃岐の街を走り抜ける赤い電車

          さよなら485系ジョイフルトレイン

          今回は、JRに残る485系の引退についてみていきます。 国鉄時代から運用されていて、国鉄の花形車両として人気のあった485系。一般型の特急として運用されたものを中心に、転用改造やジョイフルトレインとして485系の見た目が変化した車両まで多くの車両たちが存在していました。 JR千葉支社においても、かつて485系の車両として、485系『ニューなのはな』があり、「快速 あわトレイン」や「快速 ビッグひなまつり」、その他の路線の貸切列車としても運用されていた車両です。 その48

          さよなら485系ジョイフルトレイン

          しなの鉄道に乗り美味いものを食べる

          北陸新幹線の開業に伴い、JR東日本から1997年に「しなの鉄道線」、2015年に「北しなの線」が経営分離され第三セクター在来線を経営しています。 JR東日本から経営移管された区間は旧信越本線の軽井沢駅 - 篠ノ井駅間。 この区間を旧国鉄時代の車両115系が走る姿は、国鉄時代を全く知らなくても哀愁を感じてしまいます。 1963年に東北本線、高崎線に投入され1,900両も製造された115系ですが、現役は僅かに278両となり全体の14%になっています。 そんな115系を東日本地

          しなの鉄道に乗り美味いものを食べる

          房総ビューエキスプレス復活!!

          今回は、ビューさざなみ、ビューわかしおの復活についてみていきます。 JR東日本では、2022年10月21日、冬ダイヤに運転する臨時列車を発表しました。そこでは、臨時列車としてかつて運転されていた「ビューさざなみ」「ビューわかしお」が運行される記載があります。 かつての内房線や外房線では、「ビューさざなみ」「ビューわかしお」のほか、「おはようさざなみ」「おはようわかしお」「ホームタウンさざなみ」「ホームタウンわかしお」などなど数多くの名称がありましたが、2005年12月10

          房総ビューエキスプレス復活!!

          快速 軽井沢リゾート

          今回は、しなの鉄道有料指定快速列車の『軽井沢リゾート号』についてみていきます。 しなの鉄道では、有料指定快速列車が1日に3本ほど運転されています。平日、土休日でそれぞれ用途が異なっていて、平日は「通勤有料快速」、土休日は「観光有料快速」となっています。 平日は、列車名が変更されていて、朝は「しなのサンライズ号」、夕方は「しなのサンセット」となります。 この有料快速は、その名の通り有料指定席乗車券を購入することで、乗車ができるため、必ず座れる列車になります。また、「しなの

          快速 軽井沢リゾート

          E217系いよいよお別れか

          今回は、E217系の引退撮影会について書いています。 JR東日本管轄の鎌倉車両センターでは、2022年10月16日に『とあるE217系のさよなら撮影会』を開催。 この撮影会は、有料となっており税込1万5000円です。 このイベントでは、横須賀線および総武快速線や房総方面の快速として使用されているE217系の基本11両編成を収容線で留置し、1号車および11号車の片側側面撮影、11号車撮影時にヘッドマークを掲出、運転室を含めた車内見学および撮影などとなっています。運転室の撮影

          E217系いよいよお別れか