【イベントのご案内】『日韓ポピュラー音楽史』刊行記念トークイベント
2024年1月の新刊『日韓ポピュラー音楽史』の刊行を記念し、著者である金 成玟さんとゲストをお迎えして、このたびトークイベントを開催する運びとなりました。今回はなんと2回、開催致します！！
＜書籍内容紹介＞
坂本九からBTSまで、日本と韓国の音楽がおりなす戦後大衆史をたどる。私たちは「日韓」を超えられるのか？「POPの夢」が、いまひらく――！
BTS、TWICE、BLACKPINK、NewJeans――今や世界的人気を誇るK-POPアーティストたち。彼らの活躍の裏には日韓がおりなした数十年にわたる歴史があった。抑圧と解放に翻弄されながら、大衆の欲望は、ポピュラー音楽の舞台の上で、反射しあい、ねじれ、交差する。歌謡曲から、韓国演歌、J-POP、K-POPの時代まで、日本と韓国はいかに自己／他者のイメージを構築し、欲望しあい、「POPの夢」を見たか。もうひとつの日韓戦後史を描き出す。
↓本書「はじめに」はこちらから
＜著者プロフィール＞
金成玟（キム・ソンミン）
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授
1976年ソウル生まれ。ソウル大学作曲科卒業。ソウル大学言論情報学科修士課程修了。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。専門はメディア文化研究、音楽社会学。東京大学情報学環助教、ジョージタウン大学アジア研究科訪問研究員などを経て現職。著書に『K-POP――新感覚のメディア』（岩波新書、2018年）、『戦後韓国と日本文化――「倭色」禁止から「韓流」まで』（岩波現代全書、2014年）など。
世界で活躍するK-POPアーティストたちが、その舞台に立つまでの軌跡を、日韓の歴史的背景を踏まえて追いかけたこの1冊。今回はその内容を更に深掘り頂ける、豪華なゲストをお呼びすることができました！以下イベント詳細です。
① 【3/7(木)】於：紀伊國屋書店 新宿本店
☆ 金 成玟さん × 近田 春夫さん ☆
坂本九からBTSまで
日本と韓国の音楽を語りつくす！
メディア・音楽社会学が専門の金成玟先生と、日本のポピュラーミュージックを見つめ続ける近田春夫さんに、坂本九からBTSまでの日韓の音楽について縦横無尽に語って頂きます。
＜登壇者プロフィール＞
近田春夫（ちかだ はるお）
1951年生まれ。幼稚舎からの慶應義塾を大学で中退。1975年、近田春夫&ハルヲフォンとしてデビュー。1979年、ソロ・アルバム『天然の美』を発売。1981年、近田春夫&ビブラトーンズを結成。2001年よりRICE名義、ユニットThe Lunatic Thunderなどでサイケデリック・トランス作品をリリース。著書に『考えるヒット』『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』『筒美京平 大ヒットメーカーの秘密』『グループサウンズ』などがある。
※開催日時は、2024年3月7日（木）19:00予定です。
↓ イベント詳細・お申し込みはこちらから ↓
② 【3/18(月)】 於：ジュンク堂書店 池袋本店
☆金 成玟さん × 大和田 俊之さん☆
J-POPとK-POPの「新しい地図」
――日本、韓国、そしてアメリカへ
アメリカポピュラー音楽・文学を研究する大和田俊之さんをお迎えして、K-POPとJ-POPをめぐるアメリカの状況などについて、日韓米の最新情報を交えながら、存分にお話しいただきます。
＜登壇者プロフィール＞
大和田 俊之（おおわだ としゆき）
慶應義塾大学法学部教授。1970年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科英米文学専攻後期博士課程修了。博士（文学）。専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究。著書に、『アメリカ音楽史――ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』（講談社、2011年、第33回サントリー学芸賞受賞）、『文化系のためのヒップホップ入門』（共著、アルテスパブリッシング、2011年）、『アメリカ音楽の新しい地図』（筑摩書房、2021年）など。
↓ イベント詳細・お申し込みはこちらから ↓
音楽業界と、学問の領域から世界のポピュラーミュージックの動向を見つめ続けられている登壇者の方々が、どのようなトークを繰り広げられるのか―― ご興味お持ち頂けた方はぜひお越し下さいませ！
※※※
↓【3/7(木)】 紀伊國屋書店 新宿本店（ゲスト：近田春夫さん）申込ページ
↓【3/18(月)】 ジュンク堂書店 池袋本店（ゲスト：大和田 俊之さん） 申込ページ
↓書籍の詳細はこちらからご覧ください
☆ 皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております ☆
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