連結決算導入の実務。その1。最低限欲しい人材。シリーズにしちゃおうかな?

経理の方向けに情報を発信していきます。
ちょろ助@経理の人です。

気分が続くまで、連結決算の導入シリーズを勝手に開催します。
「こうすれば出来ますよ!」なんて語れないので、
「ここで心折れますよ。頑張って!」の内容にします。
初回は、最低限欲しい人材です。

【前提】IPOをめざす会社の経理。連結決算はこれから頑張ります!

こういう会社を想定します。
このステージの会社は、財務会計のレベルアップが求められて、経理スタッフは対応に追われることになります。若干、求められるレベルに追いついてないのが現実かと。こんな会社に連結決算を導入するにはどんな布陣で行くのが良いでしょうか。

中将級が親会社に2人は欲しい

予め断っておきますが連結する法人が5未満くらいだったら頑張れば1人でも大丈夫かと思います。
では、早速、、、

大将はCFOとします。

中将は真っ当な財務会計で決算を締めて開示できるレベルの人です。
社内の役職は部長でも課長でもタマでもポチでも何でもいいですが、実力はこのレイヤーが2人は欲しいです。なぜ、2人か。答えはシンプルです。
1人は単体、1人は連結。なぜでわけるほうがいいの?

親会社の単体決算は大変。笑
時間ないっす。

親会社の単体や、主要な会社の単体決算はIPO目指す規模だったら難易度はそれなりの可能性が高いです。また、親会社経理の中将級は、財務会計とずっといちゃいちゃしてるほど暇じゃないはずです。
そんな難易度高い決算や社内での様々な業務やってる人が連結までかまえますか?
だから単体に集中できる中将が1人は必要なわけです。

連結の導入時は仕組み作りと子会社フォローが重なって大変。笑
時間ないっす。

一方で連結決算を導入するにはタスクがいろいろあります。加えてこれが難儀ですが、まともな財務会計で連結決算を組むには子会社の指導も必要になります。そしてなにより、導入のタスクも子会社への指導は知識がないと出来ないです。従って連結決算には貴重な中将レイヤーが1人は必要なのです。

以上から2人はいないときついっす。
これは、事実として受け止めた方がよいかと。

2人いない場合は

連結組める中途を採用するか、連結決算の導入コンサルに入ってもらうかしたほうがいいと思いますよ。こ

以上、今回は連結決算の導入には、それなりのレベルの人が2人はいないとしんどいよ?の話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?