ちょろ助@経理の人

小難しいこと、天才はとりあえず置いといて、凡人経理の実務あれこれ。会計事務所→上場子会…

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小難しいこと、天才はとりあえず置いといて、凡人経理の実務あれこれ。会計事務所→上場子会社→連結開示→ipo準備。

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凡人経理、英語に苦しむ

経理の方向けに情報の発信しています。 ちょろ助です。更新、サボーーーリマした。 付け焼き刃の英語習得していました。 ひょんなことから、在外法人の経理強化のプロジェクトにアサインというか 丸投げというかされて英語使わないと、何も仕事が進まない状況に追い込まれました。 ということで、noteはしばらくお休みして、英語の勉強していました。 はじめに言いますが、何か画期的な英語の学習法とかの紹介じゃないです。 もはや、ただの愚痴ですが、しっかり勉強しないとこういう羽目になるんだぜ

    • ここまでのインパクトは久しぶりの調査報告書公表

      経理の方向けに情報を発信しています。 ちょろ助@経理の人です。 タムロンさんの開示から。 いやいや、勘弁してよという内容です。 ざっくり言うと、社長が会社のお金で好き放題してましたという内容です。 内部通報により発覚したとのこと。 これから登場する画像は、調査報告書からの引用となります。 社長のモラルハザード本件は、社長のモラルハザードが理由に挙げられています。こういう社長に当たると非常に厄介ですね。 なんたって、社長は大変なんだからストレス発散するのは経費として認め

      • 開示から考える会計処理。会計って怖い部分もあるんだ。

        経理の方向けに情報を発信しています。 チョロ助@経理の人です。 今回はアルメディオさんの開示から。 税効果で101百万円損失方向の処理をするようです。 税効果に関しては結構、CFOの性格が出る項目かと思います。 性格というか、場面にはよるんでしょうが。 積極的に、繰延税金資産を積みたい人と、取崩のリスクを避けて保守的に判断する人と。 見積もり勘定なので、議論の余地はあるんですね。 それでいいの?っていうご意見はごもっともですが、 実務の世界ではそんな部分もあろうかと。

        • 開示資料から考える〜適時開示の適時って?〜

          経理の方向けに情報を発信しています。 ちょろ助@経理の人です。 今日はイメージワンさんの開示から。 太陽光発電所の売却するみたいです。 また、開示が遅れたとのことで。お詫びされています。 日々更新されている開示情報を見ていると、いろんな内容がありますね。 借入金ですとか、減損だとか諸々。 どんな内容があるんでしょうか。 めちゃくちゃ多岐に渡ってる!ちょっと書くのは、辛いのでJPXのHPご参照下さいまし。 いずれにしても、何か会社でことがあったら、ビットを立てて 開示

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        • 経理の力を育てる方法
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          開示から考える会計処理。制度差異

          経理の方向けに情報の発信しています。 ちょろ助@経理の人です。 今日は、オリックスさんの短信見て思い出したことの共有です。 開示の内容とは、ほぼ関係ありませんが。。。 オリックスさんは米国基準開示なんですね。 日本の法人は米国基準の他、ifrsで開示している法人も増えてきています。 とはいえ、日本基準で決算報告している法人が多いと思ってます。 会計基準の現状としては、 日本以外に目を向けると世界の各国はifrsよりになっています。 この状況下で日本の法人が直面する問

          開示から考える会計処理。制度差異

          子会社経理が親会社からの評価を上げる方法③

          経理の方向けに情報を発信しています。 ちょろ助@経理の人です。 珍しくバタバタし、更新が滞ってしまったです。 今回は、子会社経理が親会社からの評価を上げると起こる良いことです。 方法論は、今までの記事ご参照くださいまし。 親会社に引っ張られる芽が出る。 大企業はそんなことはないと思いますが、多くの上場企業の管理部は、 人手が不足しているのが実情かと思います。 経理に閉じて話せば、開示の内容も増えていき、監査も厳格化、 業務はどんどん増えていっています。 人を採用するにも

          子会社経理が親会社からの評価を上げる方法③

          子会社経理が親会社からの評価を上げる方法②

          経理の方向けに情報を発信しています。 ちょろ助@経理の人です。 今回は、「子会社経理が親会社からの評価を上げる方法②」です。 前回の記事でございます。 親会社からの評価を上げるには、以下②点ができる人になることで、 コミュニケーションコストが低い人になろうぜという話です。 ①事業状況を数字で即答できる人 ②会計上の質問の意図がわかる人 今回は ②会計上の質問の意図がわかる人です。 具体的には、会計に関してある程度知識があるため、親会社が会計処理方法に関する説明を1か

          子会社経理が親会社からの評価を上げる方法②

          子会社経理が親会社からの評価を上げる方法

          経理の方向けに情報を発信してます。 ちょろ助@経理の人です。 今回は、子会社経理の担当者がいかに親会社からの評価を上げるか論です。笑 連結導入シリーズを途中まで書いてて書きたくなったのでそちらは一休みで書いてみますー。 私は、子会社所属の経理担当でしたが、なんの因果か親会社の連結決算も業務委託で締めてました。なので、親会社の上司の生の声を良くも悪くも聞いてましたし、子会社担当者の悲痛な声も自ら発していました。なので、親会社、子会社の双方の心情は理解できているかと思われます。笑

          子会社経理が親会社からの評価を上げる方法

          連結決算導入の実務。その3.勘定科目の整理

          経理の方向けに情報を発信してます。 ちょろ助@経理の人です。 今回は単純合算に必要な各社のTBの科目体系についてです。 理想の姿✔︎国内法人の関係会社勘定で会社間取引及び関係会社間債権債務が管理されている 具代的には、PLであれば、 「関係会社製品売上」「関係会社製品仕入」「関係会社業務委託費」「関係会社賃借料収入」「関係会社受取利息」「関係会社支払利息」、、、などの会社間取引勘定を管理している状態です。 BSであれば、 「関係会社売掛金」「関係会社買掛金」「関係会社貸

          連結決算導入の実務。その3.勘定科目の整理

          連結決算導入の実務。その2システムで組むかエクセルで組むか

          経理の方向けに情報を発信しています。 ちょろ助@経理の人です。 連結決算導入の実務その2。 システムで連結決算を組むかエクセルで連結決算をするかです。 本題に入る前に、連結決算の最低限のゴールを考えましょう。 最低限のゴールは、何があっても期限内に開示できる連結決算を組む最低限のゴールは、これだと思います。それを前提に考えます。 以下に該当する人以外はシステムにすべしが私の中の答え。それぞれの項目と理由です。 ✔︎グループ企業数が5社程度かつ全て国内法人という連結決

          連結決算導入の実務。その2システムで組むかエクセルで組むか

          連結決算導入の実務。その1。最低限欲しい人材。シリーズにしちゃおうかな?

          経理の方向けに情報を発信していきます。 ちょろ助@経理の人です。 気分が続くまで、連結決算の導入シリーズを勝手に開催します。 「こうすれば出来ますよ!」なんて語れないので、 「ここで心折れますよ。頑張って!」の内容にします。 初回は、最低限欲しい人材です。 【前提】IPOをめざす会社の経理。連結決算はこれから頑張ります!こういう会社を想定します。 このステージの会社は、財務会計のレベルアップが求められて、経理スタッフは対応に追われることになります。若干、求められるレベルに

          連結決算導入の実務。その1。最低限欲しい人材。シリーズにしちゃおうかな?

          開示から考える会計処理。債権管理。

          経理の方向けに情報発信をしてます。 ちょろ助@経理の人です。 今回はSKIYAKIさんの開示から。 未収金の回収が、やばいので引当てますとのこと。 貸倒引当金について、語っても他の方がすでに上手にまとめてくださってると思うので少し脱線してみます。 いきなりですが、質問です。 勘定科目の中で最も気をつけて管理すべき科目はなんだと思いますか? 何が思いついたでしょうか? 模範回答は、売掛金かと私は、長期前払費用ですと答えてCFOに憐れみの目で見られたことがございますが。

          開示から考える会計処理。債権管理。

          開示から考える会計処理。子会社の清算

          経理の方向けに情報発信をしていきます。 ちょろ助@経理の人です。 今回は、ジンズホールディングスさんから。 子会社の清算のようです。 資本金は100百万円とのこと。 解散清算するくらいだから、過去にこの株式減損してる可能性が高いですね。 官報で、think labの決算みてみましょ。 令和4年版ですが、この状況だと間違いなく減損入れてます。 決算への影響は、繰延税金資産の増加らしい。 これみると、おそらく過去に会計で以下の処理をしてるとまず予想がつきます。 減損/

          開示から考える会計処理。子会社の清算

          開示から考える会計処理。持分法の適用範囲

          経理の方向けに情報を発信しています。 ちょろ助@経理の人です。 こんかいは、チエルさんの適時開示から。 持分法適用会社の株式を譲渡するとのこの。 譲渡株式数はたったの1株。 譲渡価額も1百万円。そんな大した話じゃなさそうですね。 じゃあなんでわざわざ開示してるの?? 持分法適用の範囲ただしくはちゃんと基準を読んでください。 議決権割合が20%以上50%以下の会社が、 対象となります。 こんかいチエルさんは、1株譲渡することで、 議決権割合が20%未満となります。 まあ

          開示から考える会計処理。持分法の適用範囲

          KKD経営の裏側

          経理の方向けに情報を発信しています。 ちょろ助@経理の人です。 今回は、会計事務所やら、コンサルやら、子会社やら親会社やらに勤めて感じた、KKD経営の裏側についてです。 居酒屋で聞く噂話だと思って読んでください笑 KKD経営とはKKDとは、K(経験)とK(勘)とD(度胸)の頭文字です。「経験・勘・度胸」による経営のことです。 これからのAI時代になっても、経営には必要な要素なんだろうなと思います。 いずれにしても、このKKD経営という呼称はミスリードしていると思います

          会計と税法は横に見る

          経理の方向けに情報を発信しています。 ちょろ助@経理の人です。 今回は、スキームを考える上での基本的な思考法の共有になります。 キーワードは、「横に見る」 その1.会計を固めるまずは、行いたいことに関して会計の処理を固めます。 この過程で、もうこれしか方法はない!っていうこと、 または、複数やり方があるぞ!っていうパターンが生まれます。 その2.法人税、地方税を固める会計で考えた選択可能な方法について、法人税、法人市県民税、外形標準含めた事業税の有利不利を検討します。

          会計と税法は横に見る