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七十二候

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七十二候にあわせてピアノ曲を作って発表することにした。それから七十二候七十二候なんて言ってるけれど、さて七十二候とはなんぞや?という方もいらっしゃると思うので解説しようと思う。

と、その前に。そもそもなぜピアノ曲を作って発表しようと思ったかと言えば現在の新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言だ。これによって外気に触れて季節の花々、木々を眺め、大気を、季節を感じることが困難になってしまった。と書いたが現在の状況がなくても季節を肌で感じる人が減ってきているのではないかとも思っていた。蝉が鳴き始めた時にその話をしたら、蝉の声なんぞ全然気づいてなかったと何人かに言われ驚いたもの。

更にそもそも演奏家としてピアノを弾くことが多い中でピアノ曲の音源無いのですか?と聞かれることも多かった。多かったけれど作らなかったのは、僕よりピアノが上手い人なんぞプロじゃなくてもいるのにピアノの音源出すなんてと思っていたから。でも上手いだけでプロになれるわけでもなく、表現力とか、いや、そもそもピアノ曲を書くというのは演奏とはまた別の話だ。というわけでピアノ曲のアルバムは作りたいと考え始めていた。

あと一つソロとして発表した前作はほぼ英詞によるアルバムであるが、その理由は言葉に縛られたくないということでならば歌曲でないものの方がいいという当然の結論に至ったゆえ。インストゥルメンタルであれば別にピアノじゃなくても良いようなものだが、一人で出来るもの、そして息を吸って吐くように出せるものと考えた結果、ピアノ曲になった。

ただテーマが見つからなかった。闇雲に楽曲を作っていっても仕方がないのでうーむと考えていたおり、今の状況。というわけで少々無茶な企画とも言える七十二候。5日毎にピアノ曲を書いてyoutubeにアップしていくという企画を始めたわけ。ついでにある意味これYouTuberっぽい?とも思ったがどうなんだろう。

さて、長い前置きになってしまったが七十二候とはなんぞやである。

日本では春夏秋冬の四季が季節の大きな括りとしてありますね。昨今夏が長かったり冬が早く終わったりと地球温暖化の影響もありますが、まだギリギリ踏ん張っている感じで四季はあると思います。その四季を更に細かくしたもので二十四節気というのがあります。

この段階で僕は最早知らなかったんですが知った時にはすぐにこのことかとわかりました。春分とか夏至とかです。有名でないものでは小満とか穀雨とか。知ってます?これはそもそも中国から入ってきたもので現在も中国にあるけれど日本では気候が違うので日本独自の二十四節気が出来上がっていったそうです。

それを更に細かくしたものが七十二候です。これも中国から入ってきたものですが日本独自に改定されて現在に至ります。とても細かくそしてその季節の風景を詩の様に短い言葉で表現しておりこれを文字で見るだけで季節の移ろいを感じられますね。

というわけで、結局七十二候の説明は短く簡潔になってしまったが、これから約一年間やり続けるので是非ともチャンネル登録して聞いていただきたい。

あ、あとなんかこういうの書くのどうかなっと思ってるんだけど、書いちゃう。noteってサポートとかそういうのあります。ソロ活動の方は現状youtubeもnoteも無料でやっているのでなんというか、気が向いたらお賽銭だと思って投げてやっていただけたらありがたかったりします。

それでは!また。


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