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#1 突然ですが、芸大生になりました

タイトルのままではあるのですが、この4月(2023年4月)から芸術大学に入学して、文芸を学ぶことにしました。
芸大で文芸を学ぼうと思ったいきさつを発信します。
 
今の会社のなかでも、人事評価の中で自己啓発を求められていますが、前職のコンサルタント時代から、自己啓発には力を入れていました。
その心は、コンサルタントというお仕事の場合、知識、経験、スキルが価値提供の源泉となっており、自己啓発をすれば、より一層の価値提供につながるからです。逆の見方をすれば、自己啓発をしないと、時代の進歩が速い中ではどんどん廃れていってしまい、何の価値提供もできなくなってしまうという危機感もありました。この感覚は、コンサルタントではなくなった今でも残っていて、自己啓発を続けています。
 
じゃあ、「これまで、自己啓発は、どうやっていたか?」と言われると、
おもに資格取得をしていました。
資格取得には大きく2つメリットがあって、1つ目は、構造化されているということです。つまり、「この資格には、こういう知識とこういう知識とかが必要だよね。」とあらかじめ整理されていて、「どういう知識を勉強しないといけないか?」がとてもわかりやすいです。

2つ目は、進捗状況や達成状況がわかりやすいということです。
資格取得の場合、たいてい検定試験がつきもので、合格すれば、また違う資格に挑戦すればいいし、不合格でも「この分野の勉強が足りなかった」がわかるので、次につながります。世の中には、国家資格から民間資格まで、なんだかんだ沢山あるので、1つ1つ資格が増えていくと、達成感やモチベーションにつながります。
 
そんな風に、資格取得を通して自己啓発をしていたのですが、「なんだか単発だなあ」と感じだしました。「知識としては増えているけど、なんだか使えるスキルになってない・・・」という感覚です。
この感覚が、大学・大学院で学ぼうと思ったきっかけでした。
そんなきっかけから、学校探しが始まるわけですが、ひとえに「大学・大学院で学ぶ」と言っても、いろんな分野があるわけです。
最初はMBAとか事業構想とか仕事・ビジネスに活かすことを考えていたのですが、コロナの自宅療養中にこの考えが変わります。
 
「業界や職種も流行り廃りがあるし、10年後、20年後、社会がどうなっているか、わからないから、仕事を中心に考えるの、やめよ。仕事からできるだけ離れて、一個人としてやりたいことにしよ。」と
 
この考えに変わって最初に思ったことが、「自分の半生を小説とかエッセイとかにして、残したらおもしろいんじゃね?」です。(全然、小説なんか読まないのに(笑))
そんなこんなで、京都芸術大学 通信教育学部 芸術学科 文芸コースで学ぶことにしました。

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