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【落語というエンタメ】

こんにちは!

仕事から帰って着替えてバスケしに向かっているときに、今日は体育館が使えないので休みだということを思い出してUターンして帰ってきたにぼしコーヒー店主です。
#なにこの時間


さて、
昨日はお店をお休みして立川志の輔独演会へ行ってきました。


落語、立川志の輔師匠、ということもあり
やはりお客さんは年配の方が多かったです。


落語を生で見るのは2回目。前回は2021年。


開演して、いきなり立川志の輔師匠が出てくるわけではありません。


まずは前座として

お弟子さんが二人、
順番に出てきて演目を披露してくれました。


一人目は「天失気(てんしき)」、
二人目は「時そば」という演目。


落語は新しいネタを毎回やるわけではなく、
同じネタを何度でもやります。


落語には古典落語や創作落語といったものがあり、
以前聞いたことのある噺もあるし
オチも知ってたりするわけですが


話すことを生業としている噺家さんの話は
何度聴いても面白い。


そして志の輔師匠の登場です。 


演目は「親の顔」。


落語は"場面を想像させる"力が大切。


落語のステージに必要なのは

高座、座布団、マイク、そして屏風。

それだけです。


マイクの前に正座して、ただ右を向いたり左を向いたりして一人話しているだけ。


声の抑揚、間の取り方、言い回しを変えながら

小道具の扇子と手拭いを上手に使って

お客さんに今なにが起きているのかを想像させる。


そしてどっと笑いが起きる。

場面転換も映像もないけれど、
お客さんはちゃんとそのシーンを想像できてるんですね。


みんなが思い浮かぶ共通言語みたいなものがあるから言葉だけでシーンを想像できるんだけど、

海外でやるとしたら文化や背景が違うので
なかなかうまく伝わらないこともあるんだろうね。
笑いのポイントも違いそう。


マイク一本で観客を楽しませられる
すごいエンターテイメントだと思うし
流石だなぁと感心させられました。


志の輔師匠も結構な年齢になってもうおじいさんだけど、落語家は加齢も味方にして味が出てくる感じがしますな。


そんな大人になりてぇにぼし店主なのでした。


それではまた!

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