見出し画像

地元に時間を割く

2023年12月8日(金)

こんにちは!
ご近所さんと味噌ラーメンを食べながら店の前に停まっているパトカーを眺めているにぼしコーヒー店主です。
#営業妨害だぞっと

さて。
昨日、土佐山田にある"クアットロ・スタジオーニ"でお昼を食べてたら、偶然百年舎のオーナーさん達に会いました。

百年舎のオーナーさんは、クアットロ・スタジオーニの物件の持ち主でもあります。

パスタランチ



面識があるので挨拶をして帰ろうとしたら

「まぁ座って」と言われ、
そのまま30分くらい話を聴くことになりました。

クアットロ・スタジオーニさんは来年6月でお店を閉店します。

その後、建物はオーナーさんの持ち物なので

「あんた、ここで店やってくれんかね?」

と何度も言われました。

とりあえず僕は今自分の店をやっているし、
他にご飯やりたい人に回したほうがいい気がしています。
とてもいい場所と建物だとは思うんですけどね。

他にも敷地内には重要文化財に指定されている立派な建物や、蔵があったりして使おうと思えば使える場所がいくつもありました。
金額は言えませんが、建物全体を売る気もあるのだとか。とてもじゃないけど僕には手が出ません。


店を出て、そのままオーナーさんに連れられて
建物内を案内してもらいました。

紅葉が綺麗な中庭



「物件を借りたい!」と言ってきている人や会社は結構たくさんあるみたいで、

例えば
蔵を使ってサウナをやりたいと思っている人や

古民家を改装して宿にして運営している会社などから話があったりしたそうです。

でも貸す気はあまりないようです。

どの建物内もオーナーさんの物がたくさん置かれていて物置状態。

"使っているから貸せない"という理由を作っているらしい。

素敵な蔵の扉



一方で僕には借りて欲しいみたいなことを言ってくる。

貸す気が無いのではなくて
"知らない人には" 貸したくないんです。

自分の知っている人に借りて欲しい。
#村社会

でもまぁわからなくもないんです。

自分達が長年過ごしてきた馴染みのある建物を
変な感じにされるんじゃないかと不安になる気持ち。

知らない人がイキナリ「物件を探しているので貸してください」と言ってもダメなんですね。

まずは知り合いにならないと話にならない。

信用を得ていかないと
「ここで店やってくれない?」とはならない。

休日はなるべくにぼしコーヒーのある土佐山田界隈でご飯を食べたり、
地元の人と話をしたりして何時間も過ごすこともしばしば。

昨日はそんな一日でした。

ほんとうは他にやることいろいろあるんですが
地元の信頼を得ることを考えると、そこにもしっかり時間を割いていかないといけません。

何か成果があるのか、
はたまた何にもならないか。

僕にもわかりません。



やらないよりはやったほうがいいことは知ってるのでコツコツ頑張ります。

それではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?