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やめたこと始めたこと_121

1年の振り返りをしよう。
感じてきたことを忘れないために。

3月に13年間続けた教員に一旦ピリオドを打った。
一旦、と書いたのは戻ることもできるから。
でも、今この瞬間、戻る気は全くない。

4月からは事務職員として働き始めた。
職場に生徒がいないのも、
チャイムがならないのも、
授業をしないのも初めて。
最初の数日は違和感があったけどすぐに慣れた。

そして気づいた。
人と関わることに相当ストレスを感じていたことに。

生徒が40人いると、その40人に向き合う必要があるし、
生徒をどうにかしたい!気持ちがあって、
それと同じくらいかそれ以上にどうにもならん現実もあって。
それでも何かできることはないかと
脳みそを使い過ぎてた。
オーバースペック。

教員が向いていなかったとは全く思わない。
自分が持っているモチベーターの部分は強みだった。

「疲れるからテキトーに生徒と関わっちゃえ」と思った数年前。
「そんな覚悟ならやめよう」と違う仕事を探し始めた。
最後の数年間は、めちゃくちゃ力を抜いて仕事した。
(結局、その時が1番仕事がうまくいってたのは皮肉なものだ。)

今の仕事は、教員と違って
目の前で誰かが変化する瞬間はほとんどない。
ただ、
「教育の大きな流れを作る」
ことに作用することはできると思っている。
そして、きっと私がその流れを作っても、
気づく人はほとんどいないだろう。
でも、いつか、自分と周りの人だけでもいいから
「この流れ俺が作ったんやで」とわかる仕事をして
ニヤニヤしていたいなと思う。

まだまだ先の話かもしれないけど、
結果としてそう思える瞬間が来るように
来年も自分ができることをちゃんとやっていこうと思う。

今の自分の課題は「言語化」。
正直、教員の時は騙し騙しやってきたことも
今は騙しが効かない。
だからそこから逃げないで言語化できるようになる。

私は決して大ヒット映画の主人公タイプではない。
スピンオフ映画になったら良いくらいのキャラだろう。

でも、私を支持してくれる人や応援してくれる人が一定数いる。
大ヒットはしないかもしれない映画の主人公として
役目を果たせるように生きよう。

来年も良い年にする。
私を大事にしてくれる人と
これからも楽しく生きていこうと思います。
それではみなさん良いお年を!


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