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夕暮れどき


夕暮れどきの色


夕暮れどきは街が少しづつ暗く なり始めて 街の印象が変わって いきます。
そんなイメージに合う色とはどんな感じでしょうか。



WBオート 人の見た目に近い印象になる


WB日陰 少しオレンジがかった色になるので夕暮れどきのイメージに合いやすい


WBはデジタルカメラの仕上げの色を変える機能 です。通常はオートで使うことが多いと思います。その機能を使うと 仕上がりの色をコントロール できます。


WB日陰 少しオレンジが入ることで赤の印象が強くなる


今回撮影したのは17時前後でした。雲が少しでていたので 光が弱く色の印象も弱くなりやすい条件 なので積極的に 色をコントロールしてイメージを作り ました。


さらにアンバー補正


WB日陰 光が弱いと静かな印象になる


WB日陰+アンバー補正 さらにオレンジっぽい感じになるアンバーの補正を加えた


今回はさらに アンバーの補正 を加えて夕暮れのイメージを強くしました。カラーの場合は色のコントロールでかなり印象が変わります。RAWデータを残しておくとあとからじっくり調整することもできます。全てRAW現像というのはちょっと大変なので、私は JPEG+RAW という設定で撮影しています。


WB日陰+アンバー補正 さらにアンバーを加えたことで夕暮れどきの雰囲気が上がった


プラスアルファの変化を加える


色を変えるだけでも変化 はつきます。さらにもう少し変化を加えました。
そんな小さな変化を加えると見た目と違う 写真らしい印象の世界 になります。


WB日陰+アンバー補正 窓の映り込みを加えて変化を入れた


WB日陰+アンバー補正 映り込みと実像の組み合わせて変化をつけた


WB日陰+アンバー補正 窓越しの映り込みで変化をつけた。窓越しなので撮影も安全(笑)


今回アクセントに使った 窓の変化は避けようとするとなかなか大変だったり、避けきれない ことがあります。積極的に取り入れると程よいアクセント になります。


雲に恵まれた日


WB日陰+アンバー補正 少しづつ雲が晴れて程よい感じの雲が残った


WB日陰+アンバー補正 いろいろ悩んでこのバランスに落ち着いた


雲が少しあると空に表情 がつきます。こればかりは予約できないのでそのときの 運次第 ですが、今回のように撮影のはじめに少し雲が多くても晴れてくることがあります。

夕暮れどきは天候の変化も早い のでそれを捉えるために 少しひらけた場所に向かうように歩く と条件に恵まれることが多いと思います。


最後はのんびり


WB日陰+アンバー補正 のんびり暮れ行く空を眺めていたときに見つけたガラスをアクセントにした


のんびり変化を感じながら 休憩しているときに気づいた窓 がありました。それを活かしてまとめたのが上の写真です。窓に気づいたところから、いろいろと動いてこのアングル を見つけました 。写真らしい印象の世界 にするにはこの 動きが大切 だと思っています。単焦点レンズ1本 にしていると 自然と動ける ようになるのでオススメです。


お供のカメラとレンズ

カメラ:PENTAX K-1 Mark Ⅱ
レンズ:HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited

Limitedシリーズ最初の1本が今回のレンズで、そこからLimitedシリーズの伝説が始まった。と、言っても良いかもしれません。ポイントはコンパクトさと大口径の両立です。今回はHDコーティングにリニューアルされたレンズを使いました。今回の写真の周辺が少し暗くなっているのは絞り解放で撮影しているからで、そんな雰囲気は「味わい」と言われる Limitedレンズの特徴です。


こんな感じのコースでご一緒しませんか?


今回 撮影したコースでフォトウォーク を開催いたします。ケイタとフォトウォークの撮影時間は大体2時間 ぐらいです。そのぐらいで程よく疲れたら休憩して、余力があればさらに撮影する。そんな感じとなっております。


また、次回


ケイタとフォトウォーク 浜松町・竹芝 の情報

開催日 8月26日(土) 16時から 2時間程度 カラー + 標準レンズ
    8月29日(火) 16時から 2時間程度 自由
集合 16時 JR浜松町駅 1F改札口付近(東京・上野方面)
講評 facebookの個別グループ

*有料企画
*申し込み・問い合わせ 佐々木啓太 まで

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