佐々木啓太

写真家・オリジナルはプリント、写真はモノクロに限るが持論。デジタルカメラではカラーでも…

佐々木啓太

写真家・オリジナルはプリント、写真はモノクロに限るが持論。デジタルカメラではカラーでも撮影する。Keita's BookというオリジナルPhotoBookを毎月発売中。(http://www.facebook.com/KeitaPage2

マガジン

  • 街角散歩・森角散歩

    街角写真家・佐々木啓太のライフワークと言えるモノクロの街角(街角)や森角(モリカド・カラー)と呼んでいる写真を紹介するマガジンです。ヘッダーの写真はまさに原点のフィルム時代のものですが、現在はデジタルカメラに移行しています。

  • カメラとレンズの話

    街角写真家・佐々木啓太の偏愛に満ちたカメラとレンズのお話です。

  • 旅の話

    街角写真家・佐々木啓太がふらっとでかけた旅の話のマガジンです。

  • 写心の話

    佐々木啓太が最も大切にしている自分の心を伝える写心の話をまとめました。

  • レン子 と カメ爺 写真の話

    架空のカメラ屋さんを舞台にしたレン子という今時女子と年齢不詳のフィルム命の頑固ジジイ カメ爺が繰り広げる写真の話です。

最近の記事

ノスタルジックに川越

最近大人気の川越、週末だけでなく平日もかなり人が多く外国人の皆さんもたくさんいる。そんなところでのんびり写真など撮れない?と、思われそうですが、案外撮れるんです。 
 *ポイントはレンズ 今回使ったのは Lensbaby Velvet56 というレンズ。このレンズを EOS M に着けているので、35mm換算約90mm相当の中望遠レンズの画角になる。 この中望遠レンズ相当の画角が人混みを避けて写真を撮るのに便利。 *ND16が必須 この柔らかい描写を使うには絞りを開

    • 白PEN が教えてくれたこと

      人生で初めての白いカメラがこれで、当時デコった(笑) 
正式には OLYNPUS PEN E-P1 でも 白PEN と呼びたくなる可愛さがある。 それまではカメラといえば、絶対黒だった。これには写真専門学校の学生時代に同級生が持っているメーカーのフラッグシップカメラがみんな黒でそれに憧れた過去があるから。 写真専門学校時代は親から受け継いだシルバーのカメラを使っていた。 *久しぶりの撮影 かなり久しぶりに使えたことに感動してご近所をブラブラした。 *アートフィルタ

      • 神マクロと呼ばれたレンズ

        そのむかし神マクロと呼ばれるレンズがあった。そんなレンズを使った記憶を振り返ります。 *マクロレンズのトラウマ マクロレンズというものを初めて知ったのは写真専門学校に入ったときだった。それまで写真とは無縁の生活を送っていたこともあり、この頃は写真に対してかなり素直だったと思う。 そんな素直さもあって、入学してまもなくの授業で先生が「マクロレンズというのは絶対に必要だし、授業でも使うので早めに準備しておくように」という言葉を信じてカメラ屋さんを探しまくった記憶がある。この

        • デジタルのモノクロ

          デジタルでモノクロを始めようと思ったきっかけはあるカメラとレンズとの出会いだった。 *デジタルの衝撃 初めてのデジタルカメラはディマージュF100 という400万画素のコンパクトカメラ(2003年)で、そのカメラを使ったときの衝撃は撮ったその場で画像を確認できることだった。 それからレンズ交換式のデジタル一眼レフカメラを使うようになってもカラーばかりで、モノクロを撮りたいとは思わなかった。モノクロはフィルムでやればいいと思っていた。 *E-5 で変わった そんな気分

        ノスタルジックに川越

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        • 街角散歩・森角散歩
          13本
        • カメラとレンズの話
          30本
        • 旅の話
          15本
        • 写心の話
          1本
        • レン子 と カメ爺 写真の話
          10本

        記事

          ちょっとネガティブな話

          先日、朝の情報番組で男性の更年期について特集していた。 
その中でこのチェック項目に半分以上チェックがついたらあなたも男性更年期を疑った方が良い。というところでほぼ満点をとった俺。

 身長が縮んだ という項目だけチャックしなかった(笑)

 そして、男性更年期の症状でもいろいろ思い当たることがあった。 思い当たる内容はさらにネガティブなので割愛。

 その中で経験者のタレントさんがもう少し突っ込んだ感じで、こんなことになっていたら受診して治療した方が良いと言われて

          ちょっとネガティブな話

          オリンパスブルー復活?

          オリンパスブルーとはデジタル一眼レフカメラの初期にオリンパスのE-1というカメラが出していたコクのあるブルーのこと。その後、E-300というもっと変態ちっくなカメラにその色みは引き継がれていくことになった。 その元になってなっていたのは KODAK社製のCCDセンサー  ちなみに E-1 は 500万画素 です。 今はデジタルカメラのセンサーといえば CMOS ですが、その当時はCCDが中心。 そんな色みのことはあまり知らず、E-1を使い始めた。 結局、オリンパスがデジタ

          オリンパスブルー復活?

          ネガフィルムっぽいGold

          *結構お高いネガフィルム ネガフィルム高いなぁ〜などと思いつつ。 実はみなさん1本3000円ぐらいの物を使うと教えてもらった。 そして、フィルム現像後はデータだけもらってフィルムは受け取らないのだという。 確かに今はフィルムからのプリントもほとんどデジタル化されたデータからするのかもしれない。 ちなみに、モノクロの貸し暗室などは閉店してしまったりなんだとか。 う〜ん。それなら最初からデジタルでも良いじゃん。 確かにミラーレスカメラは各社さん、バキバキ、キレキレ

          ネガフィルムっぽいGold

          変わりゆく街 赤羽

          *出会いはおでん 初めて赤羽 を訪れたのは 一番街商店街でおでん を食べるためでした。 テレビで紹介させていたそのお店に憧れて訪れたのは夜で、その後、昼間にでかけたときに知ったのが 赤羽台団地 という超大規模団地の存在です。 それから個人で撮影に出かけたり、セミナーの撮影地として使わせていただいたこともありました。 そんな団地の様子が変わったのが 大規模な再開発 が始まってからでした。 そんな大規模再開発の途中を残しておきたいとまとめたのが、 2018年に作った

          変わりゆく街 赤羽

          Hard + sepia + ハイコントラスト

          *Hard + sepia + ハイコントラスト タイトルはカメラの設定のことです。使ったカメラは PENTAX K-3 Ⅲ Monochrome で モノクロ専用機 ですが、カスタムイメージ に 調色 という項目があって、今回のような セピア と ブルー な感じにできます。調色の強さ は 4段階 で調整できますが、今回は少し弱めの「2」です。 ちなみにレンズは HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR とめずらしくズームレンズを持って行

          Hard + sepia + ハイコントラスト

          SEA で モノクロ

          *SEA って? それは千葉にある東京〇⚪︎〇○○ーシーのことです。 ここまで隠す必要があるのかは疑問です(笑)。 コロナが開けてクリスマスのイベントでも盛り上がっているところが、 実は モノクロ撮影にも最適 なんです。 *色々な世界を旅した気分になれる 様々な世界観がこの中で完結している のもの良い点です。 確かにパスポートしかなく、料金はお高めになりましたが、 世界旅行をすることを考えれば破格といえるお値段です。 さらにちょっと古い時代が再現されているのもポイン

          SEA で モノクロ

          モノクロ iroiro

          モノクロ、モノクローム、白黒 そんな言葉でもいろいろあります。 そんなモノクロ写真は表現力が豊かなんです。 これはデジタルでも同じ。 多分、話題のモノクローム専用一眼レフカメラ PENTAX K-3 Ⅲ Monochrome はかなり楽しめます。 *例えば、スタンダード かなりしっとり。 と、思いきや はっきりも。 これは 光の選び方 なので、カメラより、自分次第。 そんな 光を感じやすい のが、一眼レフカメラの利点。 *ガッツリハード(ハイコントラスト)

          モノクロ iroiro

          築地を歩く

          *下町 築地に対するイメージは築地市場?今は場外市場が残るのみで、そこから広がる下町ワールドが良い感じです。そんな街を歩きました。 どうせ行くなら午前中 でしょ?確かに 食を楽しむ ならその方が良いと思います。さらに人もたくさんいるので、賑やかな写真が撮りやすいはず。確かにそうですが、人がたくさんいる中で写真を撮っているのはちょっと疲れる かも。最近そんなことを感じます。それより のんびりペースで撮影 できる時間がベストかも。 *築地の個性 築地の路地裏 を歩いてい

          築地を歩く

          アナログなオレ

          *なぜかアナログが心地良い 学生時代の 筆記具は鉛筆。それもナイフを使って自分の手で削っていた。 今は 万年筆 でちょっと大人になった。もちろんインクはボトル。 *モノクロフィルムは手現像 なぜ、モノクロフィルムの手現像がアナログなのかといえば、タンクのフリ加減 が大事だから。あの感覚は数値化できない。 *バイクは最新からオールドバイク バイクに乗っていたときも、最新のレーサーレプリカ(ネイキッド)から、耕運機ハンドルと呼ばれた アップハンドル仕様のオールドバイク

          アナログなオレ

          夕暮れどき

          夕暮れどきの色 夕暮れどきは街が少しづつ暗く なり始めて 街の印象が変わって いきます。 そんなイメージに合う色とはどんな感じでしょうか。 WBはデジタルカメラの仕上げの色を変える機能 です。通常はオートで使うことが多いと思います。その機能を使うと 仕上がりの色をコントロール できます。 今回撮影したのは17時前後でした。雲が少しでていたので 光が弱く色の印象も弱くなりやすい条件 なので積極的に 色をコントロールしてイメージを作り ました。 さらにアンバー補正 今

          師匠と弟子

          うちの師匠にはとてもたくさんのお弟子さんがいる。 一度で俺の弟子 本人曰く、「一度でも俺が写真を見たら俺の弟子だ」。 この1文だけを見るとなんと傲慢な人とも感じそうだが、実際にはそれを実践して 皆さんに喜ばれていた。そんな感じなので全国各地にたくさんのお弟子さんがいる。 トップの写真は現在キヤノンオープンギャラリー1・2(品川)で開催中の写真展の様子です。参加している弟子たちは事務所勤めをこなした面々となっております。 あるとき、事務所の会議で先輩が僕たちと彼らの違

          写真展鑑賞とフォトウォーク

          *2つの写真展 キヤノンオープンギャラリー1(品川) キヤノンフォトコレクション:竹内敏信・生誕80周年 記念展「日本人の原風景を求めて」 キヤノンオープンギャラリー2(品川) 竹内敏信の弟子たち・写真展 「竹内敏信への手紙」 私はこちらの写真展に参加しております。 *写真展の会期 2023年7月5日(水)~8月8日(火) 10時~17時30分 ※ 日曜・祝日休館 *ケイタとフォトウォーク 上の写真展を鑑賞してから品川〜天王洲アイル方面を散策します。 開催日 

          写真展鑑賞とフォトウォーク