思考の深さで世界を覗く。

さて、久しぶりのnote更新です。

今日は大枠での年始の目標について書いてみたいと思います 今年の第一の目標として「WONDER CREWがより素晴らしい会社になるためのフレームワークを作り出す」ということを掲げました。実は自分にとっての今年の裏テーマの「思考の深さで世界を覗く」ということがあり、それが大きく関係しています。

情報の流れが著しく早くなり、次々に決断を迫られ、スピードは第一だと言われる中で、その流れのスピードと、思考のスピードを分離させるのがその目的です。
正確には、流れてくる情報の質の偏差と、思考の質の偏差を乖離させる、と言っても良いかもしれません。

時代の流れが早くなり、情報もどんどん更新されていますが、それが全て良質なものか、と言うと、私はそうではないと思っています。
自分たちの時間が有限な中で、その全てを受けていくのは無理がありますし、その全ての打ち手を打っていくには時間が足りません。
私は現代において「逆張りとは何か」を考えると、「あえてスピードを落とすエリアを意図的に作り出すこと」だと思っており、それが「思考」に関わる部分だと考えています。

多動が大事と言われ、まずは行ってみるというのが大事になってくることは私も否定しません。 最後は全て量が全て補ってくれるところはあります。

ただ世間でもそう言われるからこそ、より深く「なぜ」を繰り返し、自分の過去を掘り起こし、 原因を、物事の本質を追求していくということ自体がこれからますます大事になってくるというのが私の仮説です。
何故かと言うと、それをしているかしてないかが ある意味 AI と人間の分かれ目でもあり、人の深さに繋がっていくと考えているからです。
深い思考には、必ずと言っていいほど信念が宿ります。
それこそが、AIと人間の決定的な差だと思うのです。

会社のフレームワークやカルチャーという点においては 短期的に片付けられる問題ではなく、また、表面的な取り組みで成就するものでもありません。
だからこそこにフォーカスをし思考を深めていって結果を出すということが大事なんだと思っています。

この早すぎる スピード感の中で 逆行するかのように思考のスピードを落とし、より濃いものを作り出していく。
その上で世界を覗いてみる。

そんな試みが今年はできればいいと思っています。

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