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【競馬】桜花賞2021 ケータローの予想


お久しぶりです。ケータローです。
今回は桜花賞の予想記事を書いてみます。時間や気分の関係で全馬について書くことは難しいですが、最後まで見て頂けると嬉しいです!


・桜花賞プチコラム1 アネモネS組が振るわない理由

前走アネモネS組の成績は過去10年で【0.0.0.22】とふるわない。結論からいうと、私も消したい。その理由としては、以下のことが考えられる。3歳馬はデリケートで、特にローテーションや状態がカギとなる。アネモネSは、桜花賞まで中3週。ローテーションや輸送の影響でパフォーマンスを落としているのではないかというのが私の仮説である。一例を見てみよう。

例 桜花賞2019

アネモネS1着ルガールカルム→桜花賞18着
アネモネS2着レッドアステル→桜花賞17着 と大敗している。

しかし、この2頭の次走以降を追うと面白い。

桜花賞18着ルガールカルム
→次走3勝クラスで2着
桜花賞17着レッドアステル
→次走1勝クラス勝利後、昇級初戦も勝利し連勝。

というように考え方として、「アネモネS組が単純に弱いから消し」ではなく、「アネモネ組からの桜花賞はローテーション的に厳しいので本来の能力を発揮できない」という表現の方が正しいと見ている。

今回、アネモネS2着馬のジネストラが出走する。アネモネSは、差し決着の中、先行勢で最先着を果たしたのがジネストラ。未勝利戦のパフォーマンスも良いが、上記の考えから今回は消しとしたい。ついつい穴馬に目が移ってしまうが、バッサリ切ることで少しでも買目を減らしたいものだ。

むしろ桜花賞で惨敗して、その後関東あるいは、夏競馬で手ごろなオッズで買えれば面白いのではないだろうか。


・桜花賞プチコラム2 1400m戦と1600m戦(阪神)のレース質の違い

次は、良く言われるレース質について話。今回は、土曜日に行われた阪神牝馬Sを挙げて、1400m戦と1600m戦(阪神)のレース質の違いを見ていこうと思う。

阪神牝馬S 2021
レースラップ 12.4 - 11.2 - 11.5 - 12.0 - 11.7 - 10.7 - 10.8 - 11.7(35.1-33.2)
前半こそ平均~スローペースで流れたが、注目したいのが、中盤だ。中盤で12.0-11.7と緩み、そこから10.7-10.8という加速。中盤が緩むことにより、後方の馬はここで「追走力の無さ」を補うことができる。それによって直線勝負に持って来れるというものだったのではないだろうか。つまり、下手に中盤を緩めてしまうと位置取りの有利を活かしにくいため、一瞬の脚は鋭いが使える脚が短い馬に展開が向くようだ。

そもそも阪神芝1600mはコース形態の関係もあってか3.4コーナーでペースが緩みやすいその結果、求められる適性が1400m戦よりも「追走力<ギアチェンジ能力」ということになるのだろう。

これに関しては、過去に似た内容の記事を書いているのでそちらも参考にして頂ければと思う。


・1人気ソダシ について

阪神JF勝ち馬という点で近いものとして、ラッキーライラック、レシステンシアがいるが、この2頭ほどのものを感じない。レシステンシアに関しては、阪神JFで2着馬に5馬身差の圧勝。ラッキーライラックはチューリップ賞で圧勝。(阪神JFから変わらない力関係をはっきりと見せていた)と打点の高さが魅力的だったが、それらと比較するとやや劣る。直観的で恐縮だが、能力的にはダノンファンタジー(桜花賞4着)ぐらいとみている。

とりあえず結論を…

・桜花賞2021 予想

◎7ククナ
本命はククナとした。アルテミスSは2番人気、シンザン記念とクイーンCでは1番人気に推された実力馬。この馬の過去のレースを精査する。

・未勝利戦(1着) 
レースラップ 6.9 - 12.3 - 12.0 - 12.2 - 12.5 - 12.4 - 11.4 - 11.1(31.2-34.9)
このレースはかなり評価している。札幌芝1500mでラスト1F11.1というのは、なかなかお目にかかれない。過去10年でラスト1F最速だったのが11.0を記録したレースを差し切り勝利したサングレーザーの2勝クラス戦(天皇賞秋2着など)。
また、逃げたり、先行してではなく、後方から差し切ったというのも評価できるポイントだ。

・アルテミスS(2着) 
このレースは1着馬ソダシの立ち回りの馬さが際立ったが、ククナに関しては直線かなり追い出しを待たされているようだった。抜け出してからは鋭い末脚で2着まで追いこんで来ている。3着馬テンハッピーローズとは能力差は大きくあったと見ている。

・シンザン記念(4着) 
レースラップ 12.5 - 10.9 - 11.3 - 11.6 - 11.8 - 11.6 - 11.6 - 12.0(34.7-35.2)
このレースがミソ。レースラップは、前半から後半まで緩急の少ない流れになっている。先述した阪神牝馬Sとは異なり、前半から平均的に流れ、緩急差のないラップを言うのは、基礎スピード(位置取り有利の取りやすさ)と、持続力が要求されるレースだった。(1400m質レースといっても良い)。よって使える脚の短そうなククナにとってはレース質的に厳しかったと言える。

クイーンC(3着)
3着に敗れはしたものの、ここで大崩れしなかったということが大きい。素質馬でも一度崩れるとそのまま調子を戻せない馬は結構いるが勝ち馬と0.1秒差に留めたことに価値がある。

シンザン記念では、初の関西競馬、内先行有利決着を大外から差し競馬を強いられたという「苦」の経験が活きるのではないだろうか。



◎10アールドヴィーヴル
新馬戦は絶望的な位置から次元の違う脚で追いこんできて完勝。2~4着が早い段階で勝ち上がっており、レースレベル的にも悪くなかった。クイーンCは初の長距離輸送&マイナス18キロという状態で出走。2着であったものの状態は完全ではなかったと見ている。ホームの関西に戻りさらなる上澄みに期待できる。

▲16ソングライン
やはり注目は2走前の未勝利戦。勝ち時計1分34秒1が優秀。尚且つ、レースラップも好内容だった。12.6 - 11.1 - 11.5 - 11.8 - 11.9 - 11.7 - 11.9 - 11.6という加速ラップ。つまり、前が止まっていなかったにもかかわらずラスト200mあたりで楽に2着馬に3馬身の着差を付けたのは非常に強かった。また、紅梅S(1着)もハイペースを先行して上がり最速かつ3馬身差の楽勝。軸にしても良いくらいの1頭だ。

▲18サトノレイナス
勢いのあるディープは軽視できない。阪神JFに関しては、サフラン賞自体のパフォーマンス(タイムの観点、外差し馬場の恩恵)がそこまで抜けていた訳では無かったにも関わらず、2着と好走を果たしている。一気にパフォーマンスを伸ばしてくるのは素質馬の特徴でもあると、阪神JFの全頭診断でも述べた記憶があるが、まさにその通りのようだ。

☆9エンスージアズム
新馬戦サトノルーチェ組、白菊賞(5着)は、勝ち馬のタイムが優秀な中、脚を余していた。2走前の1勝クラスは、スローという事を考慮すると勝ち時計は優秀。前走重賞で好走できていることからも、決して単勝万馬券の馬ではないと見ている。

☆2ファインルージュ
フェアリーSはやや展開に恵まれたとはいえ完勝。押さえにはしておきたい。


・まとめ

桜花賞2021 予想
◎7ククナ
◎10アールドヴィーヴル
▲16ソングライン
▲18サトノレイナス
☆9エンスージアズム
☆2ファインルージュ


・ケータローの買い目

ワイド 7.10-2.7.9.10.16
馬連 7-10(本線)
馬単 7.10.16→18(サトノレイナス2着固定)


以上となります。読んでくださりありがとうございました!!また気が向いたときに書こうと思っていますので、よろしくお願いします。

お気持ちだけでも十分です!