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うーちゃんのこと。



うーちゃんのことについて。


こんな風にかしこまって長々と書くのもおおげさなんですが、以前「足に血が着いてるけど大丈夫かなぁ?」っていうツイートをしたっきりだったので、もしかしたら気にかけてくれてる人もいるかなと思って。


かといって知りたくない人もいるだろうし、動物苦手な人もいるだろうし、興味ない人もいるだろうし。


なので読む、読まないを選べるブログに書かせてもらうことにしました。



結論からいうとツイートにあったとおりで、舌の裏に悪性腫瘍(ガン)ができていることが発覚し、残された命の時間は長くはない。ということです。


口からの出血に気づいた翌日には病院に連れていきましたが、まさかこんなことになっているとは思ってもみないことでした。



4/8の朝、近所の病院で診てもらった内容としては

舌の裏に悪性の腫瘍ができており、それが肥大化して破裂し出血している。


ということで、


・破裂してしまっているので転移の可能性があること。

・肥大化しすぎていて腫瘍だけを摘出するのが困難なこと。

・いずれにしてもこれ以上の検査や治療はうちの病院ではできない。


などの説明をしていただきました。


そのあと遠方にあるガン治療に力を入れている病院を予約して連れていき、そこで詳しく今後の治療や対処法の説明や提示をしてもらいました。

いわゆる「余命○ヶ月」みたいなものがどうしても気になって聞いてみたんですけど、猫の舌の癌(扁平上皮癌)の発症からの生存期間は約1〜3ヶ月。

一年生きる可能性は10%ほどらしいです。


さらには、うーちゃんがいつ発症したかとか、いま癌がどのような進行具合なのかというのがわからないのでなんとも言えないと。


つまりはあと3ヶ月生きるかもしれないし、1ヶ月かもしれないし、極端に言えば一週間かもしれないということでした。



この時点でかなりショックで悲しい気持ちはありましたが、大事なのはこれからできることをしていくことと、最期まで責任を持ってうーちゃんと生きていくことです。

詳しくは割愛しますが、提示してもらったいくつかの治療の選択肢のなかで、胃ろうカテーテルを設置し、そこから食事や薬を摂取していく。

という方法を選ぶことにしました。


病院の先生の説明にもあったのですが、舌にできた癌の一番つらくて悲しいところは「痛みや出血でご飯を食べられず、結果そのせいで衰弱死してしまうこと」だそうです。


僕も考え方は同じでそれが一番悲しいしかわいそうだなと思うので、この方法にすることにしました。


もちろんガンに対する直接的な治療ではないため、わずかな緩和、少しの延命にしかすぎません。


手術で摘出してあげるべきだという意見もあるかもしれませんが、僕はうーちゃんがガンであることも、残された時間が長くはないことも受け入れつつ、これから最期までの時間をより快適に過ごしてもらうことを選びました。



で、なぜ今のタイミングでこのようなお知らせを書いているかというと、明日のカテーテル設置手術やこれからの入院で、そもそもそれらに耐えられるだけの体力がうーちゃんに残っていないかもしれない。


ということが考えられるからです。



手術や入院中に万が一のことがあってからお知らせをしても、すべてが事後報告になってしまう。


そうなると今までたくさんうーちゃんのことをかわいがってくれたファンのみなさんに悲しい想いをさせてしまうかなと思って、いまのタイミングでお知らせすることにしました。


カテーテルを入れるので退院後には見た目も変わりますし、そうなると写真などを載せたときにもびっくりさせちゃうかなと思ったのもあります。


そもそも報告する必要があるのかって話なんですけど、上にも書いたようにファンの人にも愛されていたうーちゃんなので、報告しておくのが誠実かなと思い、このような形で書かせていただきました。


とりあえずは明日からの手術や入院が心配ですし寂しいですが、うーちゃんの生命力を信じてがんばってきてもらおうと思います。



最後に僕なんですが、そりゃめちゃくちゃ悲しいし辛いんですけど、ウエダケイタとして居るときはなるべく明るくポジティブにいないとなーって思ってますし、ライブなどで会ったときも気を使わないでくださいね。


(もちろんライブはよっぽどじゃない限り休んだりはしないです)


僕もなるべくこれからも明るい発信ができるようにしていくし、むしろみんなの楽しいできごとやおもしろい話なんかを聞かせてもらえたほうが癒されますしね。


そんなわけで長々と読んでいただいてありがとうございました!!

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