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#5【世界一何もない首都】ラオス ヴィエンチャン

こんにちは、あーさんです。
今回も東南アジア旅の内容です。
前回、ルアンパバーンから夜行バスに乗って、ラオスの首都ヴィエンチャンに到着しました。今回はヴィエンチャンがどのような街なのか、紹介します。
日本とも繋がりがあり、非常に面白い街です。

ヴィエンチャンって?

ヴィエンチャンとはラオスの首都で、”世界一何もない首都”と言われています。人口は約70万人だそうです。
街の多くがメコン川に面していて、川岸からは対岸のタイを眺めることもできます。(タイとラオスの国境はメコン川)
また、中国からの支援によって支えられている国でもあり、市内には”China Aid"の文字、完全に場違いな程大きくてガラガラなショッピングモールなどを目にしました。

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観光スポット

世界一何もない首都と言われているヴィエンチャンにはどのような観光スポットがあるのでしょうか。

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タイなどと同じく、仏教を信仰している方が大半の国ということもあり、寺院が街中にたくさんあります。むしろ寺院しかありません。
多くのサイトで書かれているヴィエンチャン市内にある観光スポットは、パトゥーサイ、ワット・シーサケット、タート・ルアン、タイラオス友好橋、ブッダパークがほとんどです。
あーさんが行ったスポットは後で紹介します。

日本との意外な関係

ヴィエンチャンに着いてまず驚いたのが、走っている路線バスが全て日本のバスということ。しかも、デザインもそのまま。車体側面には”京都市交通局”の文字が書かれていました。

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車内にも、日本語での注意書きがたくさん。本当に手を加えずそのまま走らせているようです。
バスのフロントには、日本とラオスの国旗が描かれたシールが、すべてのバスに貼られていました。
これは日本政府がラオスの路線バス運行会社を支援するために、何度かにわたって無償譲渡しているバスだそうです。
当然、年季が入っていてボロボロですが、元気に走っていました。
ドアは閉まらないのか、面倒くさいのか、開けっ放しで走っていますが・・・。

パトゥーサイ

7:00頃と、早い時間でしたがトゥクトゥクに乗ってパトゥーサイに連れて行ってもらいました。本物の凱旋門を見たことはありませんが、道路の中央にある中州のような場所に建てられており、凱旋門のような雰囲気はありました。

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朝早かったということもあり、パトゥーサイの中に入ることはできませんでしたが、人が少なかったため、思う存分写真を撮ることができました。
特にすることもなかったので、すぐそばのベンチに座って、夜行バスに乗り前に買ったよく分からない手作りのお菓子を食べながら、ボーっとしていました。

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街中で見かけた日本

ヴィエンチャンでほぼ丸1日時間を潰さなければいけなかったので、キャリーバッグを引きずりながらウロウロしていると、日本に由来のありそうなものがありました。
日本からの無償譲渡によって運行されている路線バスもそうですが、飲食店も印象的なものがありました。

1つ目は”Tokyo Sushi”という看板を掲げたお店。
”Seafood & Grill”と書かれていたので、その類のお店なのでしょう。

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2つ目は”HOKKAIDO"という名のお店。
寿司屋さんだそうです。

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3つ目は”なおき”というお店。
ジャパニーズレストランと書かれていました。

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日本からの直行便が無いラオスですが、日本食が流行しているのでしょうか。

Joma Bakery cafe

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本当にすることが無く、時間を潰すために立ち寄ったカフェ。
現地の人が利用するというよりも、現地に住んでいる外国人や観光客向けのカフェという感じでした。多くの欧米人や日本人も数人いました。
ここでは朝ごはん代わりに、チョコレートチップクッキーとバタークロワッサンとチャイラテを注文しました。

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温めなおしをしてくれたり、注文したものを席まで運んできてくれたり、発展途上国のラオスとは思えない、日本と同じような接客で驚きました。
また、レシートに書かれたアクセスコードを入力することで、3時間のフリーWi-Fiを利用することもでき、助かりました。
クレジットカードも利用できました。

ここで1時間30分ほどカメラの写真を整理したり、Wi-Fiを利用してポケモンゴーを開いたり・・・ゆっくりすることができました。

路線バスに乗ってみた

この後、ラオス唯一の鉄道に乗るために国境近くまで行く必要があったので、その近辺で時間を潰したいと思い、とりあえず向かってみることにしました。タクシーで行くことも検討しましたが、せっかくなので路線バスに乗って行ってみました。

まずは市内のバスターミナルまで行き、国境近くまで行く”タイラオス友好橋”行きのバスを探しました。”Friendship Bridge”と表記するようで、すぐに発見。幸い運行本数も20分間隔と多く、すぐに行くことができました。もちろん車体の側面には”京都市交通局”の文字が。
バスのチケットは車内の車掌さんから購入します。40分ほど乗りましたが、日本円で100円程度です。

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バスの中で、国境近くの観光地を調べました。その時に見つけたのが”ブッダパーク”という場所で、とても気になり行ってみることにしました。
バスの行き先はフレンドシップブリッジと書かれていましたが、そのままタイラオス友好橋を過ぎて乗っているとブッダパークの目の前のバス停まで行くことが分かり、そのまま乗ることに。

タイラオス友好橋付近は車通りも多く、賑やかな印象でしたが、そこから先は砂ぼこりが舞う田舎道。

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運転手さんが親切に「ブッディスパーク、ブッディスパーク」と教えてくれました。

ブッダパーク

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そんなこんなでブッダパークに到着し、入ってみることに。
入場料はいくらか忘れましたが、高くはなかったです。

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ブッダパークとはそもそも何なのか。と思われている方が多いと思います。
簡単に説明すると、仏教に関する仏像が敷地内にたくさん並べられている公園のような場所です。
ただ仏像が並べられているわけではなく、かなりユニークな仏像が並べられていました。
また、仏像内部に入り、険しい階段を進んでいくような展望台のような場所もあり、なかなか面白い場所です。

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2時間程ブッダパーク内を散策し、楽しみましたが、時間を潰すのにも限界が。
ラオス唯一の鉄道の発車時刻が分からなかったため、少し早い気もしましたが、駅に向かうことにしました。
この話は、次の記事で紹介します。

まとめ

世界一何もない首都”と言われているヴィエンチャン。
中国政府による支援が市内各所で見られ、とても考えさせられる都市でした。
観光するところはあまりありませんが、日本との関りが深く、散策していて楽しい街でした。

あーさんも何年後かに、どう変わったのかを確かめに行きたくなるような場所でした。
有名都市とは違い、調べてもあまり情報が出てこない都市なので、実際に行ってみてはどうでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
インスタグラムのリンクを載せておきますので、チェックしてみてください。




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