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新卒が「マネジメントを考える」サイボウズイベントに参加した。

僕の父親は経営者なので、父親に憧れて子供の頃から経営者になってみたいとずっと思っている。

でも、新卒として1年近く働いてみて、経営者って大変そうだなとしか思えなくなってきた。
とは言っても、経営者になりたい気持ちはなくなっていない。
経営者は、どうやって会社をマネジメントしているんだろうと勉強する日々が続いていた。
そんな風にマネジメントのことを考えている時、いつも見ているメディア「サイボウズ式」でイベントの告知がされていた。

「新しい組織づくりやマネジメントを考えるーわざわざ 平田はる香×サイボウズ 山田理」

普通のマネジメントの話とは違いそうだったので、イベントに申し込み、今日行ってきた。
マネジメント以外にも話が広がった。その中で勉強になってオモシロかった3つのことを書く。


①やりたいことではなく、やれることを見つけよう。

平田さん「挫折だらけの人生だった。行きたい学校にもいけず、やりたいことだったDJでも7年間頑張ったけど、上手くいかなかった。だから、やりたいことではなく、やれることを書き出してみた。やれることを書き出して、実際にやれそうだって思えたのが、パン屋とレストランでした。料理が得意だったからです。でも、子育て中ということもあり、ディナーまでできない。だから、パン屋を始めました。そのうち、パンだけだと売り切れてしまうので、日用品も売ってみようということで、やれることを詰め込んで今の「パンと日用品の店 わざわざ」ができました」

やりたいことを掲げて、挑戦を後押しする言葉を多い。でも、現実でやりたいことをやれている人は一握りだ。
やりたいことがない人、やってみて失敗した人は、やれることを探してみよう。そのやれることの中から「実際にやってみたら、オモシロい仕事」が生まれるかもしれない。

②組織として大事なこと

イベントの質疑応答で、組織として大事にしていることについて質問があった。

平田さん「わざわざさんが大事にしていることはイヤじゃない。会社に行くのがイヤじゃない。スキまでいかなくても、イヤじゃない。イヤそうな仕事をしている人に聞いてあげるといい。ミスが多かったり、効率が悪い人がいたら、その仕事イヤだ?って聞いてあげる。イヤだってことに気づいてあげる。イヤをなくしてあげると、人が活きます。」

でも、この話を聞くと、マネージャーが優秀じゃないと難しそうです。
サイボウズの山田さんは、自分からイヤじゃない仕事に移る方法もあると言います。

山田さん「まず、サイボウズが大事にしていることは、できること。自分の中でできることを見つける。そのできることを増やしていったり、レベルをあげていく。そして、できることをどこに売り込むか?が大事。
基本、商売ってやりたいことで儲かるわけじゃなくって、自分のできること 欲しい が合致したらお金が発生する。だから、やりたいことは関係なくて、できることと欲しいにやりたいことを重ね合わせて行くと、仕事は楽しくなってくる。だから、まずはできることに注目して、それをどう売り込んでいくかってステップが大事かなと。」

③信頼は、グラデーションで見るべき

イベントの質疑応答で、信頼関係の築き方についての質問があった。
その中で、山田さんが答えたことが印象に残っている。
信頼ってグラデーション。友人でも週に1回会いたくなるような人もいれば、年1回でちょうどいい人もいる。それは会社の中も同じで、全員を信頼MAXにするのはムリです。だから、信頼をグラデーションで測って、付き合い方の距離感を見極めましょう。会社に必要な人材でも、個人的に相性が合わない人もいるのはしょうがない。全員と信頼関係を築こうとするのではなく、ちょうど良い距離感を大事にした方がいいと思います。」

簡単に、印象に残っている部分を書き残してみた。
マネジメントってやり方次第で会社を良くも悪くもする。
上手くいけば多くの人を幸せにできる大切なコトだ。

マネジメントに大事なことだけではなく、仕事をする上で大事なことを学べたイベントだった。
HR(人事)ライターもやっているので、今後もこういうイベントには参加して行きたい。

ありがとうございました。

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