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色でバランスを整えるメガネ!?

 今回はイノチグラスというカラーレンズを使った不思議なめがねについて話してみます。
まだ購入した段階で、届いてはないのですが、出会いやつくる過程が楽しく刺激的で、発見がたくさんあったのでシェアできればと思いました。

 このメガネを知るきっかけになったのは加藤路瑛さんが感覚過敏について書かれた本で、視覚過敏の対策として書いてあったと思います。
僕は目は悪くありません(昔は2.0あったし、今も1.5あります)が、妙に心惹かれました。
それでメガネについて調べていくと視力だけでなく、心や体、生活全体に影響を与えるということがわかりました。作る際にもどういう自分でありたいかに一番重点を置きます。自分はまぶしさや文字の読みにくさ、肩凝りなどあり(使用者の感想にはそれらの改善例も書かれており)、さらに興味が湧きました。

 なかでも面白いと感じたのが、人それぞれ得意・不得意な色があり、それは左右の目で違う場合もあるというところです。
その色の見極め方も独特で、片足立ちをした状態で、色紙を見て、浮いた足の側から体重をかけてもらいます。
すると不思議なことに身体のふらつき加減が全く違うのです(横腹、腹筋のあたりが無意識に反応しているとか)。
8色くらい見た中で、僕の場合は黒と赤が安定する色でした。
ですがこの色はどちらかというと苦手な色だし、自分の設定したテーマが穏やかに生活したいだったので、なぜこの色が選ばれたんだろうとすごく疑問でした。

 この色に近い色、濃い薄いを含め、いろいろなレンズを試していくのですが(上記のように体のぐらつきを見ていく)、薄い赤とゴールドいう組み合わせになり、片目ずつ違う結果になりました。薄い濃いでもふらつき加減が全く違い、面白かったです。

 体のバランスに明らかな違いがあったため、自分に合っている色なんだと思えたのですが、やはり普段好む色(オレンジ、緑、黄色など)と違っていたし、テーマともかけ離れた色に思え、もやっとしたものはありました。

いろいろな測定を続けていき、バランスボードにものったですが、メガネなしで乗ると後ろに体重が傾き過ぎたのです。
そして赤やゴールドの色の説明を聞いたところ、男性性や行動などの前へを意図する言葉が多かったです。
確かに自分自身、物事に対して引きがちというか、俯瞰し過ぎてしまうところがあるなと感じました。

メガネを一緒に作ってもらった人(目育士)からも自分の偏っているところのバランスをとることで穏やかになっていけるのではと言われ、すごく納得できました。

ここまででも、作製中に感嘆のため息をたくさん漏らしていましたが、このメガネのすごさは色だけではありませんでした。度なししか考えてなかったのですが、なんと買ったのは度入りメガネ!?そのへんをまた書いてみようと思います。
 

コーヒー飲んだり、カレー食べたり、本買ったり心の栄養になることに使わせていただきますー!