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年末調整の準備が始まりましたね

年末調整の時期がやってきました。多くの企業ではこの時期、扶養控除等異動申告書や保険料控除申告書といった書類の準備に追われます。

うちはエムケイシステムの社労夢というシステムをつかっていて、給与計算システムから年末調整の資料が印字できます。


当年の扶養控除等異動申告書、通称当年のマルフ
保険料控除申告書 通称マルホ
基礎控除配偶者控除調整控除申告書 通称キハイショ
翌年の扶養控除等異動申告書 通称翌年のマルフ

これに会社名、住所、従業員氏名、配偶者有無、住所、扶養親族、設定によってはマイナンバー、マイナンバーの文書など、自由に選択して印刷しています。


今年も大量の顧問先のために印刷をしていると枚数のズレがありました。

マルホとキハシヨは500枚、マルフは508枚だったんですね。

なぜ????
従業員数は同じはずなのに、なぜ数名だけずれるんでしょうか。

ただしい人数はどっちなのか・・。

そこでpythonにコード書いてもらって、マルホとマルフの氏名をコンソールに吐き出してもらいました。

流れとしては下記の通り

1.氏名欄座標を調べる
2.座標にある文字を出力する
3.差分を比較
4.調査


1.氏名欄座標は下記のpythonコードで抜けました


import pdfplumber

with pdfplumber.open('002.pdf') as pdf:
    page = pdf.pages[0]  # 最初のページを取得
    height = page.height  # ページの高さを取得
    half_height = height / 4  # ページの高さの半分を計算

for box in page.extract_words():
    if box['top'] < half_height:  # ワードの座標がページの上半分にある場合のみ表示
        print(box)

002.pdfがマルホだったりマルフだったりします。

コンソールにはx0とかz1とかtopとかbottomとか出てきて座標になにが書いてあるか出してくれます。


そこで氏名を探して座標を調べて、下記に座標を入れて氏名をforで回して表示させます。

下記がキハイショのループですが、もし宜しければご覧ください★

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