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42歳からの婚活・デートで割り勘にしてくれる彼女は有難い

前回からのつづきです。

彼女の名前を仮名で美樹さんとします。

デートは銀座の喫茶店でしました。

1回目のデートは2回目に
つなげることが目的なので
地雷を踏まないよう無難な話を
するようにしました。

例えば
「最近ハマッている事は何なのか?」
「楽しいと思うことは?」
「得意な事は何?」
といった感じで、美紀さんが話やすいように
振っていきました。

そして
頃合いを見て次に会うデートの話をしました。

2回目のデートは、ランチを提案。

しかし、
美樹さんはエステの仕事をしているので
土日も休みがないことから、
昼間の時間に会うのは平日でないと
難しいということだったので、
夜に会うことにします。

レシートを持って会計を済ませたところ、
美樹さんが「いくらですか」
と聞いてきました。

美樹さんは
「人におごられるのが嫌だ」
とのことなので割り勘にしました。

理由として、
お互いに貸し借りのない関係でいたいのと
奢られたことによて、上下関係ができて
束縛されるのが嫌だとのことでした。

自分がデートに誘ったので
感謝の意味も含めて彼女の分も
払うのは当然であると思っていたので
正直意外な反応に驚きました。

なぜかというと、
婚活している女性は
「デートで男性が奢るのが当たり前」
という認識を持っている人が大半
だからです。

確かに、何度もデート代を奢ってもらい
関係が終わった場合、逆上してデート代を
請求する男もいる位ですから、面倒な
トラブルに巻き込まれたくないという
意味でも借りを作りたくない気持ちは
わからなくもないです。

私も職場の上司に食事を奢られるのは
有難いという気持よりも「面倒くさいな」
と思っている位なので、余計わかります。

でも、大概の女性は「割り勘」を切り出すと
恋愛対象とみなされていないと解釈するので
自分からは「割り勘にしてほしい」とは
言ったことはありません。

その代わり
デートで会計を支払う際に
女性が財布からお金を出す仕草をして
くれることをひとつの判断基準として
いました。

例えポーズであっても
財布からお金を出す意思表示を
してくれると嬉しいものです。

奢るのが嫌だというわけではなく
誠意が見たいんですよね。

また「ありがとうございます」といった
お礼の言葉も言えない女性も結構いるので
どうしても奢るのが当たり前という態度を
されると、気持ちも萎えてしまうものです。

なので、意思表示やお礼の一言がなかった
場合は、フェードアウトしていました。

「デート代はすべて男が持つものだ」
という考え方はわかりますが、
婚活はただでさえ色々と出費がかさむので、
割り勘にしてくれるのはとても
有難かったです。

でも、女性の場合、デートに対する準備や
必要経費が男性と比べ掛かるので、
その辺も考慮するべきであると思っています。

やはり
「男性に全額負担してもらうのは申し訳ない」
という謙虚な姿勢が望ましいんですけどね。

そんなこともあって、
益々美樹さんにのめりこんで
いくことになります。

               (つづく)

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