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感性を広げる

我が家での共通の興味は、フランスです。
フランスの文化全般に興味がありです。
フランスの何がということなく、とにかくいろいろです。
フランスのアンティークのものの雰囲気が好みですし、
奥さんがフランス語の講座を長く見たりしています。

そういえば、一時期NHKのフランス語初級講座みたいなのを、
一緒に勉強しようとして、
一瞬で挫折したことを思い出しました。

たまたま、番組検索で出てきた、
パリコレ、オートクチュールの特集番組を見ました。
2022年パリコレでのオートクチュールの特集です。

オートクチュールって、
基本的にはコレクションで発表する。
それを注文して採寸、製作というものです。
それに対して、世界の99.999999%を占める
既製服=プレタポルテです。

パリコレでオートクチュールメゾンとして発表するのは、
中々ハードルが高いんですよね。
3大オートクチュールというのがあるのか分かりませんが、
ディオール、ジバンシィ、シャネル、
が有名です。
どのブランドのオートクチュール部門は赤字と言われ、
しかもオートクチュールメゾンということを維持するために、
毎年2回発表をしなければいけなくて大変、ということを、
イブ・サンローランの映画で知りました。

その番組で、
日本人として史上2人目のオートクチュールの発表をさせてもらえる
Yuima Nakazatoも取り上げられていました。
新素材と日本にある伝統的なものを組み合わせています。
同時に、オートクチュールは基本レディースしかありませんが、
今回の発表では男女の垣根を超えたものにということがテーマでした。
日本ではジェンダーフリーの服を扱ったり、専門にする店が増えてきていて、
その感覚が好みなので、もっと伸びて欲しいと思っているジャンルです。


そして、本題がやっと始まります。
私自身、こういうことが結構好きでしたが、
実用性がなさすぎる、
手に入れられる価格帯でもない、
買えたとしても自分で着れるのか、
と考えていました。

ほぼほぼそういった情報を取ることのない、20年とか。

実用性がなくとも、
手に入れることさえなくても、
見たりすることで楽しめるのではないか?
と感じたものです。

こういうなんだか好きなもの、
ただあまりに遠いものだと、
ないがしろにしたり、
不必要なものとしたり、
優先されないかもしれません。

何にでも意味を求めるのは、
自分の感性を狭めてしまう、
と思います。

今回のYuima Nakazatoのショーの動画です。


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