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noteピックアップ#28:2021.8.1-8.7

オリンピックも残り1日となりました。
テレビだけではないですが、いつでもスポーツがみられるというのは楽しいです。しかしながら、夏休みシフトなので、思ったよりも見れていない競技もあります。

連日の暑い日、いつあっても黒いと言われますが、さらに黒くなっている最近です。菅平合宿は今年も実施できていませんが、変わらないくらい焼けているかもしれません。

今回も色々な気付き、振り返りの機会をありがとうございます。
私の感想はさておき、皆さんの記事を読んでいただけたらと思います。

自分の根っこの部分をぶらさない(弘田雄士)

スポーツトレーナーとして、ご自身の活動のお話や考え方などを様々なメディアで発信されている弘田雄士さんの記事です。

多くの変化があったはずだが、1周回って同じことを自分のキャリアの真ん中に置いている。人の根っこの部分というのは大きく変わらないし、それでいいんだなと思ったりした。

考えようによっては10年前と同じようなことをいって考えているのだとすると、成長してないと捉える人もいるだろう。それでも個人的にはとてもうれしかったし自信になったのだ。

その時々で仕事の相手が変わったり、方法論の部分では色々なものを取り入れたりすることはあります。ただ、何をしたいか・どうなっていきたいか、の部分のおさまりが悪い(見失っていると)臨んだような環境にいても何かスッキリしないものを感じたりしたこともこれまでにあったことを想い出しました。そういった経験も今となっては色々な想いを強くしたり、それを実現させるための行動を強化しているところもあります。

「何となく惹かれる世界観を持った人材」を目指して、愚直に楽しみつつ日々成長していければいいなと思っている。

日常でも使われる「なんとなく」
その裏には人間性なども含めた色々なものが相手に対して伝わっていて、先方も自然な形で受け入れてくれている部分なのかなと思います。相手に言われてみて気付く、ということもあるかもしれません。

競技を分けて考えると楽になる(早川忠宏/スポーツPRプランナー)

スポーツの仕事をする時に、漠然と「スポーツ」と考えていては、かえって難しくなります。
例えば、「スポーツの力」とよく言いますが、「それは結局、何なのか?」と考える時に、「スポーツ」だと広すぎて、きちんと語れない人が多いです。
スポーツそのものについて深く考えることが面倒だとか、それから逃げていて、スポーツを仕事にしようとすると、うまくいきません。なぜなら、選手や指導者は、競技について毎日毎日深く考えているからです。そのような人たちと共通言語を持つことや共感できることが、仕事をしていく上での土台になります。

少し引用が多くなってしまいました。スポーツに関わるうえで、という視点からですが、関わっている身としても改めて考えてみる必要があると感じのたで、シェアさせていただきました。

「ラグビーってこういうもんだよね」「これぞラグビー」

こういう言い方をすることも耳にすることもありますが、実は実態はふんわりしたものであることもあります。それでは関わっていない人には伝わらないし、身内だけの共通言語になってしまう。そして、なんとなくの共通言語に収まるから実はズレていることにも気づきにくい。

そのことの危うさというか怖さを感じることはよくあります。慣れを通り越して慣れ過ぎた感じ。

そういうことを今一度確認するためにも、より具体的にそして言語化してみることを考えてみる必要はあると感じました。

今の食事に「少しのタンパク質をプラスする」だけでも筋肉が増える最新エビデンス(庵野拓将(あんの たくまさ))

いつも様々なエビデンスを紹介してくださっている庵野拓将さんの記事です。普段たんぱく質の摂取量が少量の方は少しでもその摂取量を増やすと筋量増加につながるという研究を紹介されています。

「少量」の目安は【体重×1.3g】とされています。そのレベルであれば体重×0.1gを付加するだけでも貢献できるというようです。

個人的にはそこよりも

しかしながら、先ほど示したように、そこには転換点となる摂取量(体重×1.3g)があることがわかりました。そこで、転換点を突破して筋タンパク質の合成量を増やすための方法が「筋トレ」です。
ここからわかることは、筋トレは筋タンパク質の合成量を増やすのではなく、「合成の感度を高める」ということです。筋トレによって合成感度が高まったところに、タンパク質を摂取すると筋タンパク質の合成量が大きく増加するという仕組みになっているのです。

からだは刺激に対して適応していく。したがってトレーニングというのも刺激。よく「食べているけれど、、、」という方はそもそものトレーニング量や刺激の強さを見直すのも必要になってきますね。

あとがき、今週の記事

今回のオリンピック、いつも以上に陸上競技を目にする機会が多くありました。1年延びた影響も大きく出ただろう競技かなと思いますが、その期間が今回躍動した若手選手にとってはさらなる成長の時間に繋がったのかもしれないですね。

松岡修三さんの選手の感情にも寄り添ったインタビュー、聴いていても色々な感情が出てきました。



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読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。