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【ラグビー】中体連加盟人数推移:運動部活動調べ(平成30年度)-3

ラグビーは中体連では参考競技に位置付けられていて、正式な?登録競技ではないのが現状です。実際にはラグビースクールでプレーしている選手も多いので、学校部活動での現状が中学生年代の人数を全て反映していないのは明らかなのですが、、、スクールでの数字がはっきりしないのでまずはこちらの推移から。

【男子】

平成21年以降減少傾向にあるけど、高校での傾向とは少し違いますね。
それがこちら☟

全国的に数が多いわけではないけど増加傾向にあること。現状ではやはり学校の部活にあるかどうか、というのは大きなところだと思います。この中には女子の影響もあるんだろうと思います。
そんな女子ですが、途中から公表方法も変わり、女子単独でのチームなのかどうかはっきりしないところはありますが、男女別の数値は算出できました。近年大きく伸びているといってもまだまだ母数が小さいのが現状です。

【タッチフット】部?があった

歴年のデータを見ていると、平成19年度に「タッチフットボール」という競技名がありました。
http://njpa.sakura.ne.jp/pdf/kamei/h19kameiseito2_m.pdf

2校で146人。随分と多い人数です。確かにそれくらいの方が気軽にできるんだろうなぁ。その後、この部活動がラグビーになったのかどうなったのかわからないけど、平成20年度にはこの名前は消えていました。

小学校ではタグラグビーを行っているところもあるから、中学校でもタッチフットやタグをやれると高校での人数にもう少し繋がっていったりするんでしょうかね。
いずれにしても目にする機会、触れる機会が求められているのがラグビー。
高校生になった時の選択肢を増やすためには、現状では学校運動部にあるかどうかもおおきな課題です。

ちなみにこの平成19年度には「トレーニング」「アスリート」という記載もありました。中体連の参考競技はその年度によって記載されている競技数も違うんですよね。実際には届け出はしていないけど、サークルのような形で活動しているところもあるはずです。

限られた資料ではあるけど、くまなく見ていくと面白いですね。
こういうのはプレスリリースにはきっと出てこないものなので、直接調べた人の特権でしょうね。


読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。