⓪ 微分 for 小学生
注意:今回だけは小学生には難しい内容です。子供は次回から読んでね。
数式は言語
日本では小学1年生から算数を学ぶ。中学からは「算数」を「数学」と呼ぶようになって、どんどん難しくなる。
難しくて有名なモノに「微分」という分野がある。理系に進む高校生が習うヤツだ。
けど、本当に高校生にならなければ理解できないことなの?
論理思考力が試されるゲームの代表格である将棋では、小学生が大人より強いなんてことはザラだ。
言語について言えば、むしろ若い時の方が習得が早い。
数式だって言語みたいなものじゃないかな?
言語ってなんだろう?
頭の中で考えたことを、誰かに伝えるために、頭の外に出すための道具なんだろうと思う。
Chat GPT先生にも聞いてみたら、「意思疎通のために使うもの」って答えてくれた。
当然ならが、伝える人と、受ける人の間には共通のルールが必要だ。つまり単語や文法ってこと。
ルールにはいろいろな流派があって、例えば英語、中国語、日本語などがあるってわけだ。
Chat GPT先生によれば、こういった日常的に使う言語を「自然言語」というらしい。
自然言語じゃないもの
「他にどんな言語があるの?」
って質問したら「形式言語」というものがあるそうだ。プログラミング言語とか。その中でも HTML、C、Java、Python あたりは聞いたことがある人もいるんじゃないかな。
「数式は?」
って聞いたら、形式言語の一種と答えてくれた。
確かにルールがあるし、考えを相手に伝える道具、と言えると思う。
英語と比べてみれば、数式の「記号」は「英単語」、「計算ルール」は「英文法」みたいなものか。
将棋のような頭脳ゲームや言語と同じく、子供でも大人に負けないくらい数式を理解することができるのかも。
けど、数式は言語っていうより、数を計算するものという印象が強い。学校では計算してばかりだったからなのかなぁ。
算数と数学の違い
Chat GPT先生によれば
一方で、受験塾で有名なサピックスでは、
今の小学生にとって大事なことは、算数的というより数学的な能力ってことなのかな?
微分の概念(がいねん)
「微分の概念」という言葉は難しいけど、「微分」の言語を学ぶことで、「微分のココロ」を理解しよう、ということ。
計算技術ではないけど、数式の気持ちを理解できれば、論理的思考力が高まって、受験にも役立つかもしれない。
かつて予備校講師として有名だった細野真宏さんによれば⇩⇩⇩ということらしい。
次回からの内容は、子供に教えるつもりで、数式という形式言語を、日本語という自然言語を使って説明してみたい。
目標は、微分の概念を子供に理解してもらうこと。
なので、ウチの子(小学生)に読んでもらってからUPすることにしたい。
先ずは「足し算」から。
挫折しそうな予感しかしないけどね。。。
よろしければサポートお願い致します。今後も頑張ります!