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米国株式相場は7営業日続伸。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比366.59ドル高の3万4951.93ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は108.49ポイント高の1万4353.64で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9376万株増の8億7958万株。
　
マクロ経済指標に関して、6月 #米小売売上高 が発表され、前月比0.2％増と予想(+0.5%) を下回りました。但し、 #国内総生産 （ #GDP ）の算出に用いられる自動車・建材、給油、食品を除いた売上高は前月比0.6％増と予想を上回りました。

米小売売上高は強弱まちまちの内容でしたが、市場の受け止め方は比較的ポジティブなもので、要は #ゴルディロック的 なものと評価できます。

6月 #鉱工業生産指数 は、製造業の生産指数が前月比0.5％低下し、102.2。低下は2カ月連続。5月も0.5％低下（従来発表は0.2％低下）に下方修正されました。

6月 #設備稼働率 は78.9％と、5月79.6％から予想(79.5%) 以上に低下し、2021年10月来で最低となりました。

7月 #NAHB住宅市場指数 は56と、7カ月連続で上昇。昨年6月以降ほぼ1年ぶりの高水準で、住宅建設業者の楽観的見解を示す50を3カ月連続で上回りました。

最近の経済活動は個人消費を中心に底堅いうえ、 #リセッション （ #景気後退 ）は2024年上半期にずれ込むとの予想を背景に製造業生産は幾分下支えされる可能性があるとした一方、製造業生産の低下傾向は今後数カ月続く傾向にあると思われます。

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